第14話『センチメンタルジャーニー』Part3   Part2に戻る

 二日目。佐賀県へと移動。曇天のため海水浴は断念。
 その際にかなづちの七瀬と、女ものを着たくない瑞樹が強硬に主張したのはいうまでもない。
 予定を変えて城を見物する。
「これが舞鶴城でござるか」
 心なし緊張の面持ちの十郎太。
「立派なお城ですわ。それに美しいですわ。曇り空なのが残念ですわ。青空ならよく映えたでしょうに。それでは参りましょうか」
 姫子がみんなを促すと十郎太が緊張の面持ちで『警告』する。
「姫。ここは豊臣臣下の城。お気をつけられい」
「おいおい」
「戦国時代じゃないんだし…」
 とにかくみんな城に入る。

 よくある話だが中は博物館であった。いろいろと当時使われた道具なども展示してある。
「へぇー。時代劇で見るけど昔はこんなのを使っていたんだね」
「里では今でも使っておるが?」
「え゛!?」
 さらっと十郎太の発言に引いてしまう一同。

 そして天守閣。展望台だ。
「わぁ。高いですね」
「いい眺め」
「ホント。姫の言うとおり曇りなのが残念だぜ」
 真理がそう言って姫子を見る。いつもは切りそろえた髪が綺麗なのだが今回は風になびく髪がきらきらと光り綺麗だった姫子である。天主に佇む主を見て思わず
「姫。いつの日か小田原に再び」
 どうもそう言う方向に行く十郎太であった。

 三日目。熊本。水前寺公園へ。この日は元から海水浴の予定がなかったが皮肉にも晴れてきた。
「もう。天気予報じゃ雨の確率30%って言うから海水浴は諦めたのに」
 立て続けにお預け食った綾那がふくれている。
「あっ。でもちょっと曇ってるわよ。ほら」
 なだめるように七瀬が言う。前日に中止を主張した手前で立場が悪い。
「けっ。3割といっておいて大した事ないじゃねーか。悔しかったら雨を降らして見やがれっ」
 真理が中指を天に向かって突き上げる。
「…おまえ…半分は日本人じゃないんだろ…下品だぞ」
「(センスの悪い)あんたにゃいわれたくないね)
「それにどのような意味があるかわからんでござるが、お天道様に仇なすのなら控えたほうがよいぞ」
「迷信はいいから行こうぜ」
 公園内の散策となる。

 公園というよりは庭園に近い。特徴としては小高い丘のようになっている隆起が多いことだろうか。
「なんだかホントに雲が多くなってきたな」
 その体質から雨には気を配る瑞樹が不安そうに言う。
「でも凄いね。歌が大ヒットしたからその名前をつけた公園ができるなんて」
「もしもーし。それは違うぞ。若葉。逆だぞ。逆」
「えっ? 公園の名前から芸名にしたの」
「正確には地名のほうだな。他にも『八代(やつしろ)』から取った演歌歌手もいるし」
 などと他愛もない会話をしているうちにも更に黒い雲が増えてくる。既に瑞樹は折りたたみの傘を出している。そしてザーッと降って来た。土砂降りだ。
「村上が馬鹿やるからだぞーっ」
「んなばかなぁぁぁぁぁ」
 大慌てで木陰に逃げ込む8人であった。誰かが派手に転んでヘッドスライディングの形になるがか待っていられない。何とか逃れて荒い呼吸をする。ジョークを口にする余裕も出てきた。
「村上…おまえのマリオネットってひょっとして天候を操るんじゃないか」
「えっ? すると本当のスタンド名は『ウェザー・リポート』?」
 榊原の言葉にまじめな表情で上条が返す。
「違うって…」
 苦笑混じりに突っ込む七瀬を呼ぶ声。
「…七瀬…」
「どうしたの瑞樹……間に合わなかったのね…」
「いや…傘は間に合ったけどここに来るときに転んで…」
 泥だらけの少女・みずきが半べそだった。着ていたTシャツはずぶぬれだった。
「あらあら。大変ですわ」
 姫子がタオルを出して頭をふき顔の泥を落とす。
「はいはい。男どもはあっち向いてな。ついでに壁になって」
 周囲の目からみずきを隠すように男三人は立つ。その間にすばやく泥だらけのTシャツをはがす。七瀬がみずきのバッグをまさぐる。
 上半身裸のみずきの胸にすばやくブラジャーを当て、すっぽりと頭から取り出したものをかぶせる。
「ついでだからズボンも脱ぎなさいよ」
 しぶしぶベルトをはずす音がするので言うとおりにしているようだ。
「おう。もういいぜ」
 言われて男たちは内側を向く。そこにはノースリーブのワンピースを着たみずきがいた。
「こうなると宿につくまでは女のままだな…」
 靴を交換している。女になると足のサイズも一回り小さくなるので兼用はできない。そのままポーチに何かを詰めて雨の中トイレへと歩き出す。
「ついでに下も換えてくるわ…」
 すっかり順応しているみずきであった。

 夕方。高原にある宿にたどり着く。代表で榊原がチェックインしたので別に男女比は確認されず。
 それぞれの部屋に案内されたときも一旦みずきは女性陣の部屋に入り、宿の人間がいなくなってから男性陣の部屋に移り室内シャワーでやっと男に戻った。
「はぁー。さっぱりした…って。みんな。何見てんだ?」
「いや…それがさ。冷房がないんだ。ここ」
「えっ。でもさすがは高原。涼しいからいらないかもね」
「それどころかストーブがあるのには驚いたけどな」
「えっ。夏なのに!?」
 事実だった。たださすがに燃料は入ってなかったが。

 食事が終わり夜。露天風呂があるのでみんな期待していた。
「いいか。くれぐれもその野獣から目を離すんじゃないぞ」
「承知いたした。真理殿こそ姫をよろしく頼むでござる」
 却って行動をシンクロさせたほうが覗かれにくいので一緒にした。

 女風呂。真理はまずいきなり『ガンズン・ローゼス』を網のように仕切り板に張り巡らせた。
「これでよし。これで誰かが板に触れたらすぐにわかる。みんな。安心していいぞ」
「ホント。じゃあ」
「温泉を楽しみましょう」
 少女たちは身体を洗いはじめた。左から姫子。真理。綾那。七瀬である。
 綾那は両側の少女の胸元を見る。左の真理はモデル並のプロポーションである。右の七瀬もややふくよかではあるが立派な胸である。
 姫子は胸こそ小ぶりだが華奢な体躯が何とも儚げであった。

パニックガールズ(一人欠場)楽しくお風呂の図

このイラストはOMCによって製作されました。クリエイターの参太郎さんに感謝。

「ん…何見てんだ。綾那」
「いいなぁ…何食べたらこんなにおっぱい大きくなるんだろう」
「んなもん気にしなくていいよ。こんなのデカクてもスケベの目がうざいし肩はこるし。
 それにあんたみたいな胸が好きだって言う男も世の中にはいるらしいぞ」
「でもボクはもっと女らしくなりたぁい」
 心からの叫び。
「まぁまぁ。まだ16だもん。もうちょっと大きくなるわよ」
「ヴーっっっっっ。七瀬ちゃんは胸あるから余裕だもん。どのくらいあるの?」
「ちょ…ちょっと」
 綾那は正面から抱きしめるように七瀬の背中に両手を回した。どうやら測定しているらしい。
「おっきぃ…」
「やだ。やめて。そんな…動くと…胸元が…」
「おいおい。二人とも。そんなに読者サービス…じゃなくて男湯にサービスしなくていいぜ」
「真理ちゃんは?」
 まさしく電光石火の早業で綾那が真理の胸元に両腕を回す…が、背中で手を結べなかった。
 完全沈黙している綾那に苦笑するしかない娘たちであった。

 一方、その様子に聞き耳を立て、目をぎらつかせていたのは言うまでもなく榊原。
「…変態…」
 半分は女でその立場も理解できるせいか瑞樹は冷たい瞳で榊原を見据えて言う。
「お…おいおい。まぁおまえは事情が事情だし、愛しの及川の喘ぎ声を聞かれたくないのはわかるが」
「こら!」
「風間に上条。おまえらはあれに何も感じないのか」
「拙者は忍。心静かに保てんで如何にする。それに榊原。見ろ。あの月を。何とも風流ではないか。月に風。そして風呂。贅沢過ぎてばちが当たるわ。これ以上何を望むと言う」
「(この時代錯誤男じゃこうなるか)上条。おまえはどうだよ」
「ん? 別に。裸が見えりゃ別だけど声だけじゃ。ボイスドラマも悪くないけどね」
(こいつは餓鬼だ…小学生並のな。そう思えばあのアニメ好きも納得か…)」
「んー。しかしいい気持ち。そーかぁ。ひなた荘じゃこれが当たり前の日常かぁ。うらやましいな」
 そのとき仲居がやってきた。
「お銚子をお持ちしました。どちらのお客さまです」
「あ…は―い。こっちです」
 上条が手招きする。お盆に乗せられたお銚子4本とそれぞれの猪口。
「へっへっへ。一度やってみたかったんだよね。これ」
「おまえらの頼むのは構わんが…俺の分まで用意すんなよっ」
「お…いいな。上条。後で払うぜ。おれにもくれよ」
 意外に酒も好きな瑞樹である。
「さぁ。風間も」
「いや…拙者は」
「どうせ姫ちゃんは女湯だ。君も立ち入るわけにも行かないんだろ。だったらいいじゃん。そら。心して呑めよ。百万石の酒ぞ」
「百万石…」
 半ば条件反射でその言葉につられて飲んでしまった。後は宴会モードに…

 夜。ここではそれぞれ十畳くらいの部屋に布団を敷いていた。そして素直に寝ているはずもなかった。
「なぁに。真理ちゃん。夜更かしは美容の敵よ」
「ふっふっふ。まだ若いアタイらにゃ関係ないね。それよりさ。せっかくこうして一緒の夜だ。話すこともあるだろう」
「なにをなにを」
 目をきらきらさせていち早く綾那が乗ってきた。それに含み笑いで答える真理。
「んっふっふっふー。例えばさ…恋の話」
「まぁ嫌だ。真理さんてば。大胆ですわ」
 浴衣姿でころころと笑う姫子。ちなみに七瀬はピンクの厚手のネグリジェ。綾那はフリルのついたやはりピンクのパジャマ。真理はタンクトップにショートパンツである。これでも自宅ではないということで少し遠慮しているらしい。
「恋…かぁ…上条君。ボクのことどう思ってんだろ」
「あの朴念仁が相手じゃおまえも大変だな。いっそアニメの格好でもしたら少しは見るんじゃないか」
「上条君ってあれよね。小学生の男の子みたい」
「なるほど。女よりロボットやヒーローが好きってわけだ。お子様同士。案外合うんじゃないか」
「そうですわね。お嫌な様子はありませんですし」
「それよりさ。七瀬。アタイとしちゃアンタのほうが気になるね」
「わ…私?」
「そう。赤星。どうなんだよ。時たま女になる奴と一緒で」
「わ…私は…別に…」
 雰囲気を出すために小さな明かりだけの部屋だが七瀬が照れているのはもろにわかる。
「でも大変だね。赤ちゃん作れないよ。いっそ七瀬ちゃんが半分男の子ならちょうどよかったのにねっ」
 ニコニコと相変わらず何も考えないで発言する綾那。
「それは飛躍し過ぎですわ。でも確かにお子さんにとってはお母さんが二人いるようなものですわね」
「もう。どうして私が瑞樹と結婚する前提で話しが進んでんのよ」
『え!? ちがうの(ですか)?』
 3人見事にハモった。
「わたくしはてっきり卒業後にお式を挙げるものと」
「そうそう。新婚旅行はギリシャで」
「それで二人であの喫茶店でやっててさ」
「もう。知らない」
 七瀬は布団にもぐりこんでしまった。

 一方。男部屋。こちらのトークリーダーは榊原であった。
「ぶっちゃけた話さ…赤星。どうなんだ?」
「何が……」
 瑞樹は辟易としていた。七瀬とは家が近所でいつも一緒だから、小学校のころから冷やかされっぱなしだった。『またか』という感じであった。
 だが今年は事情が違った。この男は瑞樹が女子で通していることを知っている。
「誰が一番…いい身体してるかだ」
「はぁ?」
「とぼけるなよ。体育どころか水泳。果ては身体測定まで女子のほうにいるんだ。あらかた判るだろ」
「知るかよ!!」
 思わず声を張り上げてしまった瑞樹であった。
「ちっ。別に及川に手を出そうってわけじゃないのに。まぁいいや。んじゃおまえら。誰か好きな奴がいるのか?」
「何ゆえそのようなことを?」
「こう言う話は修学旅行なんかじゃ定番だろ。俺たちゃ1年だからまだだがな。だからな」
「これって…姫ちゃんと答えると『高嶺の花を選びやがって』といわれて若葉と言うと『おまえ、ロリコンか?』と言われるのか?」
「なんだ? そりゃ?」
 何となく噛み合わず早めに打ちきってしまった。翌日は早い時間に移動開始である。

 四日目。瑞樹は起きるなり外の天気を確認した。晴れている。念のためテレビの天気予報。新聞の予報を確認したが今日は晴天。
 (しょーがねぇな…ま。一度も入らないのもなんだし昨日はここに女で来たからちょうどいいかな)
 瑞樹は洗面台で頭にだけコップの水をかぶり女になる。それから隣の女子部屋へと出向く。
「おはよう。着替えさせて」
 やっと海水浴。はじめから女のほうが何かと面倒がないので朝から女で通すことにしたのである。
「いいわよ。みんなでコーディネートもしてあげる」
「え…いいよ」
「遠慮しないで」
 体育で一緒と言うこともあり女になっていたらまるでみんな遠慮しなくなっていた。
 そのくせ傷つきやすい女ではないと扱われいいように玩具にされていた。
 結局、肩の大きく出たトップとミニスカートだった。
「く…悔しいが…涼しい。悪くないかも…」
「悪いな。七瀬。ペアルックだぜ」
 真理はチューブトップに皮のミニスカートだった。
 七瀬はジャンバースカート。ただ下はさすがにノースリーブ。綾那はノースリーブのワンピースだがフリルまみれは同じ。
 姫子だけは長袖だった。日焼け対策かと尋ねたら
「肩を出すのは恥ずかしい」ということであった。

 一行は早くに出て鹿児島港にいた。フェリーで桜島に行くのだ。
「今度は船か。帰りは新幹線が決まっているし、今回の旅行はいろいろな交通を使うなぁ…どうした? 上条」
 上条は船首を見ていた。船の名前が書いてあるところだ。名前は『あさつき号』
「うーん。なんとなくくじらの怪人が現れて襲われそうな。でもって海に落ちて記憶喪失にでもなりそうな…その前に白尽くめの青年にアギトの力を解放されそうな。
 これが『さんふらわぁ』ならサメ女の襲撃に備えて緑に…イヤ駄目だ。それだと猛烈な殺気に気を取られているうちに肩を銛で射抜かれるか」
「バカ言ってないで行くぞ」
 みんなさっさと乗船する。上条も付いて行く。

 桜島。噴煙を続ける火山である。噴火こそ最近はないものの絶えず火山灰を降らせている。
「これはまた…雄大でござるな」
「でもボクびっくりしちゃった。火山って言うから誰もいないと思ってたら街があるんだもん」
「しかも海水浴場まであると来た…」
「誰だよ。桜島で泳ごうなんて主張したのは」
 真理の言葉にみんな上条を見た。当の上条は目をきらきらさせている。
「そうかぁ。ここが『桜島』かぁ。ここにも1号ライダーが…」
「まぁ火山を眺めながらの海水浴もいいかもね」
 女になるのがイヤなのであって、なってしまえばとっとと泳ぎたくて仕方ないみずきであった。
 太陽が燃えている。それまでの曇天の鬱憤を晴らすがごとく。既にみずきの露出した肩は赤くなり始めていた。

ふんっ。ライダー…変身」
着替えの終わった上条は「桜島」ということでエピソードにちなんで「変身ポーズ」をとっていた。周囲から奇異の目で見られるがお構いなし。
ある意味では強い意志の持ち主だった。そばに居合わせた七瀬は苦笑しみずきはあきれて両手を広げていた。

「ふん。ライダー…変身!!」「……」「勝手にしてくれ…」

このイラストはOMCによって製作されました。クリエイターの参太郎さんに感謝。

「さぁ。早速泳ごうぜ」
 準備体操をしていたが泳ぐ段階になる。真理の言葉でみんな渚に駆け出した。
「いーっやっほーっ」
 勢いよくブルーのワンピースの水着を着た真っ先にみずきが海に飛び込む。地味だがスクール水着に近いのでまだ抵抗がないという。
「いっくよー」
 これまたピンクでフリルだらけ。スカートつきワンピースの水着の綾那が続く。
「おらぁ」
黒いビキニの真理が更に飛び込む。
「うおりゃー」
 何を勘違いしたかバミューダタイプ海水パンツをはいた上条は、走って跳んで空中回転してキックで跳びこむ。
 後の面々はゆっくりと波打ち際にやってくる。七瀬はグリーンのワンピース。花柄のパレオで下半身を隠している。
 姫子は純白のワンピース。装飾はないがその白さがまぶしい。
 榊原は面積の少ない黒い海水パンツ。そして十郎太は褌だった。
 ギラギラと太陽が照りつける中、水遊びをしていた。

 冷えた身体を温めていた。女子は互いに日焼け止めを塗り直しあっていた。言うまでもないが榊原は二人掛りで押さえられていた。
「放せ。オレもサンオイルの塗りっこするんだ」
「やめとけ。殺されるぞ」
「姫に狼藉を働けばおぬしを手にかけねばならぬ。それをさせるな」
 じたばたを尻目に女子はもうオイルを塗り終えた。
「みずき。あんたもぬってあげるから来なさいよ」
「おれはいいよ。それって水に入るとしみて」
「知らないわよ。日焼けで染みや雀斑になっても」
「へっへーん。おれは別に(男だから)いいもんね」
 だがこれが後にとんでもないことになる。

 散々遊んで海水浴からは引き上げることにした。
 海水を洗い流すためにシャワーを浴びるがその温水シャワーの温度をみずきは手首で測っていた。
「よし。これなら(男に戻る温度の高さじゃないから)平気だな」
そう思って浴びたら跳びあがった。
「あ…熱い!! 日焼け跡にしみる…」
「もう。だから言ったじゃない」
「わかった。わかったから治してくれ」
 いつものように修復を依頼する。
「仕方ないわね」
 たまたま知り合いだけなので簡単に引き受ける。だが七瀬は慌てる。
「あれ?…朝からずっとさらしていたせいかしら。半ば『定着』しているわ。何だか治りが遅いわ。それに私自身遊んで疲れたからかマリオネットのパワーが弱い気がするし」
「え!? 姫ちゃん…は解毒だし若葉は体力回復だし…ちょっと待てよ。この状態じゃとてもじゃないが元に戻る熱さのお湯なんて被れないぞ。つまり…しばらくは朝から晩まで女のまま…」
 学校生活のさなかならまだよいが今は旅行中。
 とりあえず今夜の宿は女部屋に混じることになりそうだった。

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