第29話「変人集団の文化祭」

「しかし早えもんじゃのう。あのラッキーセブンとの戦いからもう一ヶ月が経ったのか。こうしてまた登校出来るなんて夢のようじゃ」
「えっ? あれ先週だよ。上条くん」
 傍らの綾那が訂正する。
 二人は駅であって一緒に登校して来た。
 出合った最初は邪険にしていた…むしろ無条件で愛情をぶつけてくる相手に戸惑っていた上条だったが、こうやってボケにも付き合ってくれるせいか最近は綾那に憎からぬ感情を抱いているようである。
 やはり慕われ続けていればそれなりに思いも通じる…と言うことか。
「いや…雰囲気の問題でさ。でも文化祭なんてほんと夢のようだね」
 彼らは校門を見上げる。
 そこには文化祭をアピールしたアーチがかけられていた。

 秋。他の高校同様に無限塾も文化祭を開いていた。
 この日は日曜日。外部の人間の来場も見込まれていて、いやがおうにも気合が入る。

「夢のようですわ」
 姫子が車から降りてアーチを見るなり言った。
「もしかしたら今頃は異国の地で、プリンスさんのお嫁さんになっていたかもしれないと思うと、こうして無限塾の文化祭に生徒として参加できるのが夢のようですわ」
「御意。まことによかったでござる」
 傍らの十郎太が賛同する。
 あの戦いから一週間。
 前半はリハビリで潰してしまった姫子は、後半の準備に積極的に関わってきた。
 もちろん十郎太が参加したのは言うまでもない。
 本来なら警備上、すぐに帰宅した方が良いのであるが、こうして思い出作りとなるとさすがにそれも言い出せない。
(拙者がしっかりすればよいだけの話。二度と…二度と奪わせない。あのようなことはもう御免だ。そして姫には、友との思い出をたくさん作って欲しい)
 見つめる眼差しはひたすら優しくもあり、決意の鋭さもあった。

「……悪夢だ……」
 げっそりした表情でみずきが登校して来た。もちろん隣の家の幼なじみである七瀬もいっしょだ。
「そうかしら。いよいよ『女優デビュー』じゃない。たくさんの人が見守る中で綺麗な衣装に身を包んでスポットライトを浴びて」
 実は七瀬に悪意はない。マリオネット能力を除けばごく普通の女の子。華やかなステージにあこがれても不思議はない。
「それが『悪夢』なんだよ。芝居だけならセリフ噛んでも舞台でこけても『俺を起用した方が悪い』といえるから意外に気楽だが、全校生徒にヒロインのレッテルを貼られるなんて…しかも舞台衣装で舞台メイク…」
「大丈夫よ。みずき。今日の衣装は私が心を込めて作ったから。サイズはぴったりのはずよ」
「……オメーオレを弄って遊んでないか?」
「ちょっと」
 舌を出す七瀬。とにかく家事となのつくものは何でもこいの七瀬だが、裁縫どころか作成まで出来るのであった。

「それにしても変な学校とは思っていたが…今頃になってリボン着用が義務付けられるか? ふつー」
「なんだか男子(生徒会役員)の強烈な推薦で決まって今まで準備していたみたい。でもこの制服にはよく似合うから賛成だけど。ねぇ。私はどちらがいいと思う? このリボンは可愛いから好きだけどちょっと(体が大きく見えるのよねぇ)。別に付け替えは自由みたいだからそのときの気分次第かしら」
 女子は制服に学生リボンか紐リボン。ネクタイが義務付けられた。
 これは学年の区別の目的である。ちなみに未だに前の学校制服の綾那は一発で誰とわかるので免除されている。
(未だにそれなのは入学直後の転校でもったいないからと言うのがまかり通ったから。もっとも綾那がその制服を気に入っていたのが大きい理由なのは公然の秘密だった)
 前の学校の制服を認めるほどアバウトなのに、今更になってリボン着用を言い出したのは「その方が可愛いから」らしい。
 これには女子も賛成して一学期末には決定。業者に発注して夏休み中に製作されていた。
 一年は赤。二年は緑。三年は青である。これは卒業するまでそのままで、今の三年が卒業したら来年の一年が青。二年はそのまま赤。三年は緑とスライドする。
 真理は無視したが姫子は紐。七瀬はリボン。みずきはネクタイにした。この日は初めての着用だった。
「ちょっとみずき。ネクタイ曲がっているわよ。おばさまが締めてくれたんじゃないわね? 自分でやったでしょう」
「…なんで決め付けるんだよ…当たっているけど」
 校則とあらば仕方がない。意外にルールを遵守するみずきだが、なるべく女らしいイメージから遠いものを選んでネクタイだった。
 だが不器用なわけではないがおっちょこちょいで短気なみずき。決まってなかった。
「もう。ちょっとこっち向いて」
 手際よくネクタイの曲がりを直す七瀬。
 今、二人とも女の子と言うことを完璧に失念していた。はたから見ると朝っぱらから妖しい二人。

 教室に行くと真理がもう来ていた。驚いたような表情の仲間たち。
「どうしたんだ? 村上。こんなに早くにくるなんて。何か悪いものでも食べたのか」
 代表してみずきが尋ねる。
「失礼な奴だな…軽音の連中に付き合っていたんだよ」
 一応は抗議するが普段が遅刻か、それ寸前なのであまり強くはいえない真理。
「ああ。ライブは午前中か」
 真理は軽音楽部のライブにボーカルとして付き合うことになっていた。
 実は8人の中では抜群の歌唱力を持っていた真理であった。いや。クラスでも。
「勉強じゃそんなに早くに来る気にはならないが、こういうことなら張り切るぜ」
「歌は何をお歌いになられるんですの?」
 おっとりと尋ねる姫子に、真理は洋楽のナンバーを並べた。
「ちっ。あれだけ村上の声に合うからと推薦した『Alive a Life』や『目指せ! ポケモンマスター』は却下か」
 本気で悔しがっている上条。
 真理はその2曲を知らなかったが、曲名と上条のプッシュ具合からなんとなく見当はついた。
「張り切るにしてもずいぶん早く来たね」
「リハーサル。発声練習とする必要があったしな」
「なんでそんなに早くにライブなの?」
 綾那が素朴な疑問を口にする。
「そりゃライブステージが終わったら講堂は『劇場』になるからね。『ロミオとジュリエット』のな。時間も必要だろうさ」
 意地の悪い笑みを浮かべるとみずきが渋面になる。
「わあっ。村上。何でもう来ているんだっ?」
 榊原が優等生の仮面も忘れて叫んでしまう。
「カズ…驚きすぎ」

 この日は休日。
 他にも文化祭をしている学校はあったが、中尾恵の通う中学は休みだった。
 恵は比較的地味な服を着て外出準備をしていた。
「あら? おでかけ」
 母親の質問に対して彼女は「うん。友達と遊ぶから」と答えて出て行った。
 ウソだった。
 行き先は無限塾。文化祭のこの日なら外部の人間も入れる。
(パパが変わってしまった理由…パパの学校に行けば何か事情がわかるかもしれない)
 だが実の父親を探る形。だからこっそりとひとりで目立たないように『もぐりこむ』つもりだった。
 『友達』の名前を出さなかったのは、万が一にも母親に連絡が来た場合嘘がばれる。
 もちろん本当の行き先を告げないのは、後から中尾に知られたくないからである。
(なんだか怖い。けど、行かないと何もわからない)
 小さな勇気を振り絞り、彼女は一歩踏み出した。

(今日はゲームをやろう)
 職員室で思わず顔が緩んでいた中尾…否。斑。
 お祭りムードだし、本来の中尾はこういうときに乗ってくる男だったゆえに、むしろリアリティがあった。
(これだけ人が出入りする。その中で…しかも『職場』で気づかずにやれるか。ふふふ。『教師』の体になってよかったとはじめて思うぞ)
 斑信二郎。不死の男。だから『命』を軽く粗末に扱っていた。
 彼が『シュミ』で殺してきた人間の数はまさに『今まで食べてきたパンの枚数』同様に憶えてなどいなかった。
 さすがに無限塾の生徒だと騒ぎが大きすぎるし、ゆかりの件もまだ記憶からなくなったわけではない。
 むしろ「行方不明のゆかりもいたらなぁ」と言う声が上がりはじめていた。
 だからターゲットは出入りの人間に限定されていた。
(さて。どんなのがくるか? 楽しみだな)
 別な意味で開催を心待ちにしていた。

 九時。文化祭の開始が告げられる。
 ちらほらと入場者が。
「おにいちゃーん」
 いきなり飛び込む一人の少女。
「お……お前が最初の入場者か」
 つぶやく上条に抱きついているのは実の妹。輝であった。
「むー」
 ちょっとやきもちを妬く綾那。それをそっと抱きしめる少年。
「心配しなくていいよ。姉ちゃんには俺がいるから」
「ちょっと朝弥。離して」
 実の兄に抱きつく15歳少女は微笑ましいですむが、実の姉を恋人のように抱きしめる15歳少年にはみんな引きまくっていた。
「相変わらずシスコンね。綾那ちゃんが苦労するわよ」
 もちろん輝も例外ではない。いや。同類ゆえの近親憎悪か。
「そっちこそ。『大事なお兄ちゃん』をとられないように捉まえとくんだな」
 同類のせいか互いにきつく当たる輝と朝弥。
「そうするわ。お兄ちゃんにはあたし一人いればいいんだもん」
「珍しく気が合うな。そっちは任せた。姉ちゃんはオレが」
 もはや何もいえない上条と綾那。
「羨ましいよ。上条」
 傍観者の一人が心から言い放つ。
「とこが? べたべたして鬱陶しいだけだぜ」
「ひっどぉーい。お兄ちゃん」
 可愛く頬を膨らませる輝。「ごめんごめん」と謝る上条。このやり取りに凍りつく周辺。
 「引いた」のではない。「憎悪」だ。
「上条ッ!!!」
 いきなり怒鳴りつけられ「何事か」と振り返る兄妹。そこには血の涙を流しかねない表情の男たちがいた。
「なんだよ? どうしたんだ」
 怪訝な表情をする。男たちは地獄の底から響いてくるような声で話し出す。
「上条…貴様はたった今、全国の妹に夢を抱く青少年を敵に回したっ
「リアル妹がいるからっていい気になるなよっ」
「いつかオレの両親が離婚して、再婚相手の連れ子と義理の兄妹になったときはほえづらかくなよっ
「覚えてろっ。わあああああっ」
 泣きながら立ち去る男たち。呆気に取られる輝。
「お兄ちゃん。何なの? あの人たち」
「ん? マン研とアニ研の仲間…」
「あ……」
 輝自身はそういうゲームはしたことないが…ピンときた。マンガでなら読んだ事もあるし。
「お兄ちゃん。友達は選んだ方がいいと思うの…」
「いや。あれでいいやつらなんだよ。みんな」
「ふーん。とにかく案内してよ。お兄ちゃん」
「ああ。その方がちょうどいいな。じゃ。若葉」
 軽く手を振ってその場から去る上条。それに毒づく朝弥。
「なんだ。あの兄妹。実の兄妹でべたべたと」
「朝弥こそいつまでボクを抱きしめてんのッ!?」

 影で見ていたのが中尾恵である。
(す…凄い人たちがいるのね…大丈夫かしら。この学校ってああいう人たちばかりなのかしら)
 一抹の…と言うか巨大な不安を抱えながらも、中尾が持ち帰ってきた文化祭チケットを出して入場する恵である。

 一年二組自体としては「喫茶店」となっていた。
 こうなると自動的にアドバイザーになるのがみずき。何しろ実家が喫茶店。
「ほらそこ。テーブルクロスが曲がっている。こっちはもう少し隣のテーブルと離した方がいい」
「よう。やってるな」
 ふらりと上条兄妹がやってきた。
「上条。なに遊んでんだよ」
 怒鳴りつけるみずき。すっかり仕切り屋状態である。
「あれぇ? みずきちゃん。痩せた?」
 輝が言うとみずきは「うっ」となり、七瀬たちはくすくすと笑い出す。
「なんだか随分とウェストが細くなったね。もしかして何かしている?」
「ねーっ。女らしいでしょ。午後はドレス着るしね」
 完全にからかっている七瀬である。
 みずきは午後から「ロミオとジュリエット」のジュリエット役として舞台に上がる。
 その頭のよさでセリフは暗記したものの、元々が男。どうしても男のために仮死状態になると言う「女の気持ち」が理解できずダメ出しを受け続けてきた。
 結局、若干16歳ではそんな心理は無理か…と、判断され妥協された。
 もともと無理に頼んでいる立場だったこともある。
 しかしその代償としてビジュアル面は徹底的にされた。
 ドレスを着るためにウェストを締め付けているが、なれるために朝からしているのだ。
 ジャンパースカートの制服だからよかったが、スカート単体だったらもっとも細い位置にしてもぶかぶかになりそうなくらいの締め付け。
 みずきがいらつき気味なのはそれもある。
「い…いいだろ。とにかく上条。自分の部活の方がないなら手伝えよ」
「なに言ってるんだよ。部活中だ」
「?」
 戸惑う輝だがそれはすぐに思い知らされる。

「お兄ちゃん。どうして校庭に出るの?」
 妹のその言葉にはかまわず校庭に出る上条。
「少し離れていろ」と校舎内に輝を追いやる。
「あん。何を…」
 言いかけたが爆発で遮られた。爆発もピンクの爆煙だ。
「な…何なの?」
 輝だけでなく注目が集まる。そして向かい側から黒い鎧の異形が。
 黒いボディに黄色いラインが走りヒーローのようにも見える。それが高笑いをする。
「ふはははは。どうだ。他愛もない。変身前ならしとめるのもたやすい」
「それはどうかな」
「なにっ?」
 上条が立っていた位置に深紅のプロテクターの「戦士」が
「一つ。人の力の及ばぬ悪に」
「二つ。不思議なパワーで立ち向かい」
「三つ。未来を築くその戦士」
 ここで赤い戦士はポーズを決める。同時に背後から爆発が。赤。青。黄。緑。橙。紫。桃色の七つの爆煙。
「特装。ハイパーフェクター」
「お…お兄ちゃん?」
 そう。名乗りをあげた「戦士」の声はいとしい兄のその声。そして赤い戦士と黒い戦士。その配下が戦い始めると見物客から喝采が。
「ふふ。上手く行ったようだな。色つき爆煙は」
「榊原さん」
 白衣を着た榊原達がそれを遠巻きに見ていた。
 言うまでもなくこれは上条の所属するマン研のアトラクション。それに協力したのが榊原所属の科学部。
 派手な色つきの爆発を演出したのは彼らだった。
「おっ。そろそろだな」
 派手な火花を散らして剣を打ち合う両者。もちろんこれも火薬である。
 そしてひときわ大きな一撃が決まると、黒い戦士が蹲る。
「フェクターブレード装填。サイクロンプラズマ」
 上条演ずるハイパーフェクターが細い剣をサーフボード状の銀色の盾に差し込む。そして火花が。
「ぐああああっ」
 悪の戦士。ダークブレイカーがもろに食らい倒れる。そして爆発。
 特撮ショーは見事に大盛況でおわった。ライブ感を出すためにゲリラでやったのも功をそうした。
 拍手で称えられる。ヒーローも悪役もともに頭を下げて感謝の意を表する。そして校舎内へ。
「ふう」
 ヘルメットを脱ぐと汗まみれの上条。
「うーん。リアルでレスキューポリスみたい」
 例によってわかりにくいコメントだが、受けているあたりマン研はやはり同じ孔の狢。
「ご苦労さん。大成功だったな。上条」
「ありがとう。榊原。君たち科学部の協力があるから派手に演出できたよ」
「テーマが決まっていると研究の方向性も絞りやすい。ところでそのスーツはどうだった? 安価で軽い素材を試してみたが」
「ああ。動きやすいが…本番で成仏したみたい」
 激しく動く足元が避けていた。
「さすがに耐久性に難があるか。一発本番だからよかったが」
「こ……ここまでやるの? 高校の文化祭って?」
 驚く輝だがさすがに他にはないだろう。

 中尾恵は校内に入ったものの迷っていた。道ではなく、行動にである。
 父親の変貌。それを常にそばにいる同僚教師や生徒たちに尋ねたかった。
 しかしいざとなると勇気が出ない。
 それにもともと、この学校に来る自体がはじめてで知り合いもいない。
 はじめは誰か教師に尋ねるつもりだったが、そこから探っているのがばれるのもいやだった。
 とは言えどどの生徒に尋ねたものやら…途方にくれていた。
(今の担任は一年二組だよね…二組でなくても一年の人なら…)
 きょろきょろとしていた。まるで人探しそのものである。
「あなた。迷子ですねッ!」
「えっ?」
 いきなり決め付けられて戸惑う恵。
「さっきからきょろきょろしているじゃないですか。誰かお探しですか? 捜査なら私達『正義クラブ』が手伝いましょう」
 麻神久子。谷和原友恵。佐倉みなみの三人だった。
 正義クラブの文化祭での活動は『巡回』だった。つまり街中におけるパトロール警官の役目をしていた。
「いえ…あの…そのっ」
 無駄に元気な久子に詰め寄られてたじろぐ恵。思わず「違いますぅ」と叫んで逃げ出した。
「あっ。待ちなさいっ。廊下を走ってはいけません。それ即ち悪。そうか。悪だから逃げるのですね」
「なんなんですかぁぁ」
 理解できるはずもない。捕まるのも時間の問題と思ったが突然ロープで捉えられたような感触。
 次の瞬間にはその場から消えて教室に。
「???」
「待ちなさぁい」
 ちょうど階段に差し掛かった形。久子達は彼女が階段を駆け上ったか降りたかと判断して追っていった。
「大丈夫か? アイツも悪い奴じゃないんだが少し頭が固い。まぁすぐに他の相手を追い掛け回すだろう。あいつらが『正義の鉄槌』を下す相手はいくらでもきそうだし」
「あ…はい。ありがとうございま…」
 恵は言葉に詰まる。何しろ助けてくれた女は、やたらに大きくそして金髪。
 派手な衣装にアクセサリー。ケバイちょっと手前のメイクだった。
「ああ。これ?」
 その大女は苦笑した。
「すぐにライブステージがあるからね。アタイは村上真理。アンタは?」
 一瞬は戸惑うが助けてもらった相手なので名乗ることにした。
「はい。中尾恵といいます」
「中尾? カオス…中尾先生の関係者?」
「父を知っているんですか?」
「そりゃ…担任だし」
 ちょっと迷った。しかし派手なだけで悪い相手ではないと判断した。勇気を出して切り出した。

「あの…少しお時間いいですか? 父のことでお話を聞きたいのですが」

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