第37話「雪山パニック」Part4   Part3に戻る

「うわぁぁぁぁーっっっ」
 悲鳴とともに上条が宙に舞う。そこから谷底へと落下する形だ。
 もうすこし絶壁よりなら奇跡的にどこかに引っかかるかもしれないが、ご丁寧に上条の滑る先に次々と「ザ・スクエア」が出現。
 脚でブレーキをかけられないようにしている。
 そのまま勢いづいてちょうどむかいとこちらの中間くらいの位置から落ちていく。
 何とか手で地面をつかもうしていたが雪をつかむだけでどうにもならなかった。

「明くぅーん。どこぉ?」
 二人の戦いから置いていかれた綾那が愛しい少年を探している。それは迷子が母親を探すかのような必死さであった。
 やがて彼女は気がつく。自分がこけていた穴。そこはリフト用の鉄塔の近くでシュプールがそんなにないことに。
 そして元の場所から伸びているものを辿ればつく可能性が高いと。
 あの少年が上条に敵意を持っていたのは明白。
 そしてあのガラス板のようなマリオネット。単純に考えれば彼が本体とも。
 殺意を持っていると考えても不思議はない。
 胸騒ぎを抑えながら綾那もその跡を辿って滑り出す。

 上条が転落したのを見届けてから、嘉部の顔が緩みだす。
「くたばったか。ざまぁ見ろ。俺の綾那といちゃいちゃしていた報いだ」
 横恋慕からの狂気。それゆえか人一人谷底に突き落としたと言うのに一欠けらの後悔もない。
「これで邪魔者はいない。さぁ綾那。今日からお前は俺のものだ」
 谷底に落とされれば命は無い。確かめようともせず嘉部は綾那にアプローチをかけるべく滑りだす。

 だが上条は死んでなかった。
 確かに彼は虚空に投げ出された。
 一瞬無重力状態になり、そして自由落下が始まる。
(ああ。僕はこのまま死ぬんだな…)
 妙に達観してしまっていた。だが様子がおかしい。落下スピードが極めて遅い。
(なんだ? 死ぬ前の走馬灯と言う奴か? 違う。実際に時が…僕の方が加速状態だ)
 ふと見ると自分の背後にもう一人。いや…一体。
(こ…これがアクセル? でもどうして…)
 単純な話。火事場の馬鹿力と言う奴である。
 死に瀕して眠っていた力が完全覚醒した。
 そしてこの時間の操作。上条の一秒は現実世界の千分の一秒。だから止まって見えた。
「しめた! 時間停止状態だ。ならまずは…アクセル。僕を絶壁のほうに突き飛ばせ」
 命令を受けたマリオネットはそれを実行する。
「Dahhhhhhh!!!!!」
 背中から両手で突き飛ばす。猛烈なスピードで壁に向かって飛ぶ。どうやら近距離パワー型らしいアクセルは本体に引き摺られて一緒に飛ぶ。そして絶壁に叩きつけられる上条。
「ぐはっ」
 だがリバウンドする前にアクセルが絶壁につかまった。間一髪。転落死は免れた。

「さて…どうやって登ったものか…」
 なんとか壁につかまっているが疲労が激しい。
 彼自身は把握してなかったが、この超加速の持続時間は上条の体力と比例する。
 長く加速しているとそれだけ体力を消耗する。とりあえず危地を抜け出したことで無意識下で発動していた超加速が無意識で停止していた。現在は現実の時間の流れにある上条。
「どこかに穴でもあればとりあえず休めるが…」
 そんなことをつい思ってしまった。それを実行に移す操り人形。
 本体である上条の横1メートルの壁を殴った。一撃でクレーターが出来た。それを二発。三発。
「DADADADADADADAHHHHHHHHH!!」
 あっという間に人ひとり入れるだけの空間が出来上がる。
「は…はは…自然破壊だな。うかつに変なことを考えるとすぐに実行に移すのか。気をつけないと」
 彼は慎重に出来たばかりの穴に向かって移動をする。
 そしてなんとか彼が穴に転がり込むと、役目を終えたとばかしに消えてしまうマリオネット。
 幼い頃から慣れ親しんできた綾那や七瀬と違い、彼がそれを意識したのは二学期の始まったあたりから。
 はっきりとした認識はあのプリンス配下。ラッキーセブンの一人。Cと戦ったときか。
 上手く操作は出来ないが、ここは命拾いしただけでも充分であった。
「た…助かった…」
 修羅場を潜り抜けてきた上条も、今回ばかしはダメかと思ったほどだ。

 しかし状況は良くない。
 がけの横穴。昇るにも険しいものが。
 真理ならガンズンローゼスをロープとして這い上がれる。
 姫子なら成長した姫神の瞬間移動能力で脱出できよう。
 だが死の淵ぎりぎりでやっと発動するアクセルではそんなことは期待できない。
 ましてぎりぎりまで体力を消耗しているのだ。
 このまま助けを待つのが一番賢明だが、助けを呼ぶ方法がない。
 誰かが気がついて助けに来てくれる。それを期待するしかない。
 それだけならスキー合宿だ。点呼を取る際に自分がいないことに気がついて探してくれるだろう。
 問題はこの場所に気がつくかである。そして
「寒い…」
 スキー場といえど冬の雪山。こんな場所で火もなしに夜を明かせば凍死の危険性が高い。
 タイムリミットは意外に少ないのだ。

「あら。綾那さん」
 惨劇を知らない姫子はのん気に綾那に声をかける。
「姫ちゃん。明君見なかった? ねぇ」
「あきら…くん? 上条さんのことですか? 生憎と」
 そこで綾那の様子がおかしいことに気がついた。必死の形相。今まで敵と戦っていてもこんな表情は見せていない。
「…綾那さん」
 非常事態らしいと察した。
「姫」
 傍らの十郎太が進言の代わりに視線を。頷く姫子。
「綾那さん。少々お待ちください。気配を探しますから」
 彼女のマリオネット。姫神が出現する。残留している上条の気配を探している。
「一番新しい気配はこちらの方角です」
 そういって指を指す。それは断崖絶壁へと続く。
「ありがと。姫ちゃん」
「あっ。お待ちになって。今みなさまに連絡を」
 聞いてなかった。一刻も早く駆けつけたい思いで既に滑り出していた。

 一方の嘉部は綾那にアプローチと言う思いでいっぱいだった。
 そんなときに向こうからやってきたのだ。
「おお。綾那。俺の愛を受け入れてくれると言うのか?」
 犯罪者に多い「間違ったプラス思考」だった。
 綾那を迎え入れるべくその場で待ち構える。

「あの男の子は?」
 雪にうずまっていたので姿はよく見えていなかった。
 しかしその醸し出す「空気」に覚えが。
 彼なら何か知っているかも?
 そう思った綾那はスキーを加速させる。

「や…やぁ。君は二組の若葉だったな?」
 さも偶然のような顔をして必死でさり気なさを装う。
 それは悲しいほどに浮いていたが、そんなことにはかまわずアプローチを試みる。
 その目前に見事に停止した綾那は、いつもの子供っぽさからは信じられないほど真摯な表情で詰め寄る。
「明君知らない!?」
「明? ああ。上条明か」
 自分が殺した(実際は助かっているが)存在の名前を出されても顔色一つ変えない。
 この辺りが既に常軌を逸している。
「しらないな。あってないよ」
 さすがに殺したとは言わない。
「ウソ!」
「ウソって…」
「あなたの声。さっきの明君とやり取りしていた声」
 雪の中に倒れこんでいたが、はっきりと聞こえてはいた。
「なんかの間違いだろ。それよりどうだ? あんなオタクより俺の方がいいぞ」
 手っ取り早く綾那の支配を目論み抱きしめようとする。
「なにすんの? やめて」
 上条には自分から抱きつきに行く綾那だが、当然のごとくこんなものを受け入れるはずもない。
 激しく揉み合う二人。だが突然に嘉部の「ザ・スクエア」が発動した。そして彼を目掛けていた「矢」を弾き飛ばした。
「このマリオネット?…やっぱり!」
 上条が戦っていた相手のそれだ。この「攻撃」で手が緩んだ隙に彼女は距離をとる。
「ちっ。自動防御が仇になったか。誰だ? こんなものを」
 飛んできた方角を見ると、いつものぽわーんとした表情ではなくきりりとした表情の姫子が弓を構えていた。
「女性に乱暴とはいけませんね」
 穏やかだが怒りを感じさせる声。
 スキーでは一番遅い姫子だったが、矢を使う彼女が一番先に攻撃可能となったため、綾那を救うべく矢を放っていたのだ。
 そして姫子がけん制している間に十郎太。七瀬。榊原。真理が嘉部を取り囲んだ。
「ちっ」
 不利な状況に舌打ちのでる嘉部。
「明君はどこ?」
 綾那の望みはその情報のみ。
「アイツなら今頃谷底じゃないか」
「なっ?」
 まるで時間を聞かれて答えるくらいの気軽さで言う。もちろん普通ではない。
 嫉妬のあまり狂気に支配されていた。
「こ…このやろう。上条をっ」
 喧嘩っ早い真理が最初に突っかかる。
「あ…明君…そんな…」
 綾那は信じない。信じたくなかった。
 結果として最初に辿っていたシュプールをさらに辿るべく滑りだした。

 絶壁に作り出した横穴に非難したのはいいが、代償として体力を著しく失った上条。
 そして冷たい岩肌が体温を奪っていく。
 スキーウェアに身を包んでいたので少しはましだったが、衰弱していたのは事実だ。

「スレッジハンマー」「スタッカート」「疾風拳」「タートルヘッド」
 真理の右腕がうなりを上げて嘉部の首を後ろから刈ろうとする。
 正面からは七瀬の連続ビンタが頬を狙う。
 嘉部の左隣から十郎太が詰め寄り拳を見舞う。
 反対側では榊原がひねりの聞いたドロップキックを見舞っていた…が、
「うわっ」「きゃっ」「ぬぉっ」「くっ」
 全ての方向に防御壁が出現してブロックする。
「無駄だってばよぉ。この『ザ・スクエア』は俺の意思に関係なく、攻撃に対して自動的に防御をするんだからよ」
「ならばこれはいかがです」
 姫子が空に向けて矢を放つ。それはやがて地上へと、嘉部の脳天目掛けて落ちてくる。
 だがそれも頭上をガードする一メートル四方の透明な板がブロックする。
「それなら」
 浮遊する防御壁の間にガンズンローゼスを飛び込ませるが、瞬時に接合して隙間を無くす。
 しかしこれは無駄ではなかった。榊原が明るい声で提案する。

「おいみんな。雪合戦しようぜ」

「何を考えてんだ? こんなときに」とは誰も言わない。
 一緒に戦っていただけに考えがもう読めるようになってきた。
「それっ」「参りますわ」「ほーら」「むんっ」「ほいよっと」
 いっせいにあらゆる方向から雪玉を嘉部目掛けて投げつける。
「なにやってんだか。そんなもので効くはずが」
 しかし自動防御する『ザ・スクエア』はこれを攻撃とみなして消えようとしない。
 たまに足元からガンズンローゼスが攻撃を仕掛けるのでとうとう足元にも出現。
 嘉部は自分のマリオネットが作り出した正立方体に閉じ込められた。
 そしてなおかつ雪玉攻撃が続く。それはどんどん立方体を埋め尽くしていく。
「ま…まずい。このままじゃ生き埋めに…しかし奴らが攻撃を続ける限り『ザ・スクエア』は俺の意思を無視して防御を続ける」
 埋まったことにより下方の一枚は消えたが逆に雪の冷たさが嘉部の体温を奪う。
 さらには雪とマリオネットで閉ざされた小さい空間の空気は残りが少なかった…

 小さな山になった雪の塊。それがいきなり陥没した。
 寒さと酸欠で本体の嘉部が気絶したためザ・スクエアを維持できなくなり、立方体が消滅したからだ。

 綾那を絶望に叩き落したもの。
 それは置き去りにされていた上条のスキー板。
 そしてがけに向かっているすべり跡。
「ここから…明君が…」
 愛しい少年は谷底に落ちて死んだ。その事実を突きつけられて彼女は脱力してへたり込む。
 呆然とする中で涙だけが流れ落ち、麻痺した感覚が悲しみを思い出させる。
「あ…明くーんっっっ」
 心からの叫びだった。

 悲しみが叫ばせた声が、彼には救いの天使の歌声のようにさえ。
「若葉…若葉がいるのか?」
 助かる見込みが出てきて彼は残っていた力を振り絞る。
「ここだぁーっ。若葉ーっっっ」

「明君!?」
 死んだと思っていた少年の声。
 涙も拭かずに声のした方。がけを覗き込む。
 やがて壁から伸びている青いスキーウェアのズボンを見つけた。
「明君! 生きてたんだ。どこかに引っかかって?」
 絶望から希望に。
「待ってて。今助けてあげる」
 勇気付けるために声はかけた。だが手段に詰まる。
 宿舎に戻り助けを求める手もあるし、真理のガンズンローゼスで引っ張り上げるとか、姫子の姫神の持つ瞬間移動能力で助けるのも手ではある。
 だが一刻も早く助け出したい彼女はそれらの判断が出来なかった。
 結果として彼女が選んだ手段は…

 上条は自分が死んだのだと思った。
 何しろ天から黄金の翼を持つ少女が降りてきたのだから。

このイラストはOMCによって作成されました。
クリエイターの参太郎さんに感謝!

「天使が…来た…」
 それは綾那だった。彼女を宙に舞わせているのは彼女のマリオネット。マドンナ。
 もともと大気中の生命エネルギーを集めるための翼だったが、ここでは逆にそれを推進剤のようにして空中にとどまっていたのだ。
「明君。しっかりつかまってて」
「若葉…」
 二人は落ちないように、そして二度と離れないように固く抱きしめあって雪原へ。

「無茶しやがる…」
 嘉部を拘束しながら真理がつぶやく。一同は嘉部を連行しながら、上条を落としたと言う現場に出向いてきた。
「いきなり空を飛ぶなんて…失敗したら」
 七瀬の言うことはもっともだ。
「死ぬつもりでやっていたでござるか」
「上条が死んだら生きていても仕方ない…か。馬鹿な考えだが…そういうの嫌いじゃない」
「さぁ。早く助けましょう」
 一同も助けに入り、上条明、生還。

 仕置きをするのが気の毒なくらい落胆している嘉部。
 綾那の気持ちが自分どころか他の誰にも向いてない。
 まさに命がけの恋と知り、自分の完全な失恋を悟った。
「この様子じゃもう大丈夫だな」
 もちろん心を読んでいる真理の言葉。
 殺意は綺麗さっぱり失せ、後は虚無だけがある嘉部の心。
「そんなに(人を殺してまで)綾那ちゃんが好きだったの?」
 殺意はともかく、人を好きと言う思いは理解できる七瀬はちょっとだけだが言葉が優しくなる。
「若葉の上条に対する思いとはベクトルは違うがな。若葉のどこにそんなに惚れたんだ」
「そ…それは…」
 さすがに当人の前では恥ずかしい。言いよどむ。
 そしてここは本来は立ち入ってはいけない場所。警告者が現れる。
「なにしてんの? お姉ちゃんたち」
「ここにいたら大人の人に怒られちゃうよ」
 可愛い警告者だった。小学校低学年くらいの少女たち。地元の子供たちだろうか。
「ああ。ごめんね。今戻るから」
 子供好きの七瀬が愛想良く応対する。それに満足したか少女たちは立ち去る。
「可憐だ…」
「えっ?」
 その声に一同が注目すると顔を赤くして嘉部が荒い息を立てていた。思わず引いてしまう面々。
「こ…こいつ…正真正銘のペド野郎?」
「それが若葉に惚れたってことは…」
 笑っちゃいけない。いけないんだが口元が緩むのを抑えきれない一同。
 一方の綾那は青筋が。
「嘉部君…」
 無理やりな笑顔でそっと体に触れる。そしてマドンナが出現。
「明君に体力戻してね。あなたのせいなんだから」
「うぎゃああああああっ」
 辛うじて生きている程度まで体力を吸われて瀕死の嘉部。
 さすがにこうなると殺されかけた上条も何もする気になれない。
「行こうっ。明くんっ」
「あ…ああ」
 二人はさっさと行ってしまった。さすがに置き去りに出来ないので真理が連絡のために滑った。

嘉部敬夫 敗北及び失恋 戦闘不能(リタイア)

(失敗か…ちっ。使えないな。まぁいい。あの様子じゃ何も喋れまい。それに若葉綾那と上条明がマリオネットマスターとわかっただけでも収穫か。上条の方は覚醒直後と言う感じだが)
 リトルデビルを通じて見ていた斑だが、失敗もさして気にした様子もなかった。
 彼にとってはゲームの一つに過ぎなかった。

 翌日。みずきの風邪もよくなり、上条も体力を戻して全員無事に帰京する中。
 サービスエリアでトイレ休憩だった。
「散々なスキー合宿だったな」
 死に掛けた上条が言う。
「野郎の心を読んだ限りじゃいつかの網場同様に『ドクロ』にそそのかされたと」
「オレの戦った『斑信二郎』の放った『リトルデビル』とか言う奴…」
 風邪の癒えたみずきが続く。
「こんな場所まで攻めてきたんじゃ間違いないな。まさかとは思ったが…『斑』は…ウチの学校にいる」
「チキショウ。ゆかりをやった奴は、のうのうとアタイらと一緒に学園生活を送っていやがるのか」
 誰が斑かわからない。だからバスの中ではなく、このタイミングで喋っていた。
「明後日からの三学期。観察が必要でござるな」
 時間が来たのでここまで。

 そして三学期になる。
「赤星。なんだその頭は?」
「……すいません。またオフクロに騙されました」
 さすがに中尾の嫌味に反抗も出来ない。
 なにしろ短い髪はいいとしてもそれがさらに脱色され金色に。さらに逆立っていた。そう。真理そっくりにされていた。
 七瀬風の髪からもとの髪型に戻すべく美容院に連れて行かれたのはいいが、本当に風邪を引いたこともありまたもや眠くなる風邪薬で眠っている間に処置されてしまった。
「アタイのは天然だからな」
 一緒にするなと言いたげな真理であった。

次回予告

 みずきと七瀬の朝の様子は? 上条や綾那は放課後なにしてる? 榊原や真理の夕方の過ごし方。十郎太や姫子の寝る前。
彼らの日常。教えます。
 次回PanicPanic第38話「夜と昼」
 クールでないとやっていけない。ホットでないとやってられない。

第38話 みずき&七瀬編へ 上条&綾那編へ 榊原&真理編へ 十郎太&姫子編へ

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