六月。梅雨の真っ只中におれは東京へとやってきた。
 真新しいガクランに身を包み新しい学校を見上げる。
 ここでは…そんな思いが脳裏をよぎる。

 ざわめく教室へとおれは案内される。
 転校するのは始めてだけど視線が集中するのは噂どおりだな。
「転校生を紹介する」
 そう先生が告げた途端に一部の女子から「可愛いっ」などと声が上がる。
 女には誉め言葉で男には無意味…さらに言うとおれの場合は屈辱なんだよな。その「可愛い」っての。
 自慢じゃないがおれは小さい。高2だと言うのに166センチどまりだ。
 しかも色が白くてとどめに女顔。
 髪こそ短くしているが男なのにやたら素直な髪で、延ばしていたら女に間違われるのはしょっちゅうだ。
 そして最大のコンプレックスが教師の手によって黒板に書かれた。

「香々美 桜」

 「かがみ さくら」と読む。その名前に教室がざわめく。れっきとしたおれの本名。
 念のためにいうがおれはちゃんと男。
 おれが生まれる時、親はどういうわけか女と決めつけて女の名前しか考えてなかったらしい。
 というか「次の子は桜と言う名前にしよう」と決めていたとか。もう他には頭になかったと言う。
 だから男と言うのにお構い無しでそのまま「桜」と命名された。
 三月下旬で桜の花が綺麗だったのも決め手だったと言うが、ちゃんと性別考えて命名してほしい。
 よくこれでおれもぐれなかったな。

 小学生の時分じゃ名前と姿でいつも女の子と間違われて。
 当時は襟足まで髪を延ばしていて声も高い(今でも低くはないが)。
 苗字が女らしいのに名前まで。この肌の色や女顔はそのせいかと本気で考えてしまう。

 そして予想した通りのリアクション。
「さくら」「男なのに?」「いや。倉田の逆なのかも」
 最後の「逆」って何だ? 「倉田」って?

「それじゃ香々美。自己紹介しなさい」
 先生に言われておれは向き直る。
 名前でなめられてたまるかと気迫を込めて…たら女にまた「可愛い」と騒がれた。
 ひるむなっ。おれ。
「香々美です。よろしくお願いします」
 最低限の挨拶で済ませてしまった。やはり名前が…

「それじゃ席だが」
 実はここに来た時から気になっていた。
 丁度真ん中にぽつんとあいている席が。
 そしてその隣の女の子が物凄く可愛らしいこと。
 背は平均くらい?
 ここの制服であるブレザーとベスト。チェックのプリーツスカートを完璧に着こなしている。
 胸元は緑のリボン。ワンタッチタイプの物。
 栗色の髪の毛がとにかくふわふわで頭髪検査で一発で疑われそうな。
 顔もかなりの美形。中性的と言うか。
 その彼女と目があった。にこっと笑うと小さな動きで可愛らしく手を振ってくれた。
「真ん中に用意してある。倉田の隣だ」
 あれが「倉田さん」か。「逆」って何だ?

 倉田さんの隣に座るといい匂いがした。香水?
「よろしくね。香々美君」
 うわ。声まで可愛い。もろにアニメ声。高くて軽くハスキーががってて、そして甘い。
「ハヤテのごとく!」の三千院ナギがやんわりとしゃべるとこんな感じ?
 どこか作られたような声ではあるが、そりゃ初対面の相手になら多少はネコをかぶるだろう。
 軽くトリップしていると壇上から声。
授業を始めるぞ。教科書86ページ…香々美は倉田に見せてもらうように」
「はーい」
 倉田さんの方が明るく返事した。
 彼女は教科書を広げるとおれとの間に置いた。それを二人で覗き込むから必然的に顔が近くに。
 倉田さんはにっこり笑うと「よろしくね」とその可愛らしい声で言った。
 おおっ。今日は転校の自己紹介で名前を口にするのが嫌で気が重かったけど、終わったらいきなりいいことが。

花の名を持つ男の子と、侍の名を持つ男の娘(笑)

このイラストはOMCによって作成されました。
クリエイターの町田文鳥さんに感謝!

 でも気になるのは周囲の視線。
 確かにこんな可愛い女の子と新参者が仲良くしてたらやっかみも受けそうだけど、むしろなんか「いたずらのいきさつを見ている様な」くすくす笑い。
 気にはなったが彼女の真面目な横顔を見ていたらおれも授業に集中しなきゃと思った。

 休み時間になって質問攻め。新しいクラスメイトが押し寄せてきた。
 おれの机の回りを取り囲む。隣の倉田さんは逃げ損ねた感じ。
「どこから来たの?」
「静岡。親の転勤で」
「彼女はいるの?」
「いないよ」
 女子の質問に悪気はないが軽く傷ついた。彼女いない暦イコール年齢…これも屈辱的だ。
 まぁこんな感じかなと言う質問が続く。そして
「ねぇねぇ。くらちゃんはどうだった?」
 女子の一人が言う。
 一瞬「桜ちゃん」とおれのことを呼んだのかと頭に血が昇りかけたが、それがどうも倉田さんらしいとわかり納まった。
 そりゃそうだ。転校初日でいきなりそこまでフレンドリーに呼ばれるはずがない。
「倉田」だから「くらちゃん」か。わかりやすい。
「うん。せっかく隣になったんだし。仲良くして行きたいな」
 そりゃこんな可愛い娘とお近づきになれるなら大歓迎ですが…何かが引っかかる。
 こんな美少女を新参者のおれが掻っ攫っていいわけ?
 しかし男どももニヤニヤ笑い。
「おう。せっかく隣に机を運んできたんだ。仲良くなってくれないとな」
 普通に考えてクラスには人数分の机と椅子しかないはず。
 転校生のために用意しておくのはわかるけど、それがなんで美少女の隣?
 あまりに可愛くて協定を結んでいると言うのはマンガなんかでありそうだけど、それならおれをここにするはずないし。
「香々美君はボクと仲良くするのは嫌?」
 「ボク」? マンガ以外では初めて見た。自己代名詞が「ボク」の女の子。
 それが妙にしっくり来る。
「い、いや。こちらこそよろしくな」
「よかった。それじゃ」
 彼女はその白くて華奢な手を差し出した。
 注目されて恥ずかしかったが、おれはその手を握り返した。
 「おおーっ」とギャラリーからどよめきが。

 その後も似たような感じで進みお昼休み。
 食堂の位置もわからないのでおれは弁当持参。
「洋子ー。場所借りるねー」
 ちょっとほうけていたら倉田さんの元気な声が。
 断りを入れられた女の子が指を丸めてOKサイン。
 倉田さんはおれの真向かいに座り、弁当を広げ始めた。
「倉田さん?」
「一緒に食べない?」
 いいのか? おれ。転校初日からこんなイベントで。
 違和感が付きまとうけど断る理由もない。

 彼女は弁当箱までかわいらしかった。中身もカラフル。
「やだ。あんまり見ないで。恥ずかしいから」
 弁当を見ていたおれの視線に恥らう倉田さん。
「ご、ごめん」
 非があるので素直に謝る。その上で
「そのお弁当。自分で」
「うん。ボクお料理好きなの」
 彼女は目を輝かせて言う。
 いいなぁ。料理の好きな女の子。そしてこんなに綺麗じゃ放って置かれるのが不思議だよ。
 あっ? もしかして学校外にカレシがいるのかな?
 みんなそれを知っているからおれが仲良くするのをニヤニヤしてみているとか。
 なるほど。それならこのいたずらを見ているような視線もなっとくだ。
 とはいえど彼女の方からアプローチ(?)
 難癖は困る。

 今日最後の授業は理科で理科室への移動。
 位置を把握してないおれは彼女に案内をしてもらうしかなかった。
 それはいいが昼休みに行った切りでちょっと尿意が。
「倉田さん。あの…トイレどこかな?」
 さすがに自分の教室の近くのトイレは覚えたが、転校初日で別棟のトイレまでは把握してない。
「ボクも行きたかったの。一緒にいこ」
 そんな仰天発言に驚く暇もなく彼女に強引に手首をつかまれて引っ張られる。
 思ったよりパワフルなんだな。力がある。

 トイレにつくとおれは一目散に駆け込んだ。
 彼女だって女子トイレのはず。そこはそれ。デリカシーって奴だ。余計な反応はしない。だが
「きゃーっ。なんで個室全部ふさがっているの?」
「く、倉田さん!?」
 驚いたことに彼女は男子トイレに平然と入ってきた。
 ちょ、ちょっと。仮に限界だからとしてもそんなおばさんみたいなまねを。
「えーい。もう。しょうがないな」
 彼女はおれの隣の小便器の前に立つと、スカートを捲りあげた。
「わっ」
 思わず見ていたおれの目にピンクの下着が目に飛び込む。
 そして女の子にありえないふくらみが。
……………え゛?
 倉田さんはよほどあわてているのかおれの視線にも気づかないまま下着をちょっとだけ下にずらす。
 そこにはおれが日ごろから見慣れている「男のシンボル」が。
「く、倉田さん。君は…男だったのかっ?
「うん。そうだよ」
 おれの悲痛な叫びにきょとんとしている倉田さん。いや。倉田。
 彼女…じゃなくてこいつはほっとしたような表情をしている。言うまでもなくトイレの話し。
「だ、騙していたのかっ?」
「ひどいなぁ。ボク一度も自分が女の子なんて言ってないよ」
 確かにそうだが、そんなかっこうしてりゃ誰だって。

 とりあえず用を済ませて手を洗ってトイレから出る。
 ここでおれは話しに聞いた物を思い出す。
「もしかして…心と肉体が一致してないと言うやつ?」
 確か性同一性障害とかいったかな?
「違うよ。この格好は好きだからしてるだけ」
 ファッションをとやかく言うつもりはないが制服が女子用で単に好きでしているとか言われても。
「本当か? 実はオカマでおれに目をつけたとかじゃ」
「ちがいますよーだ。ボクはちゃんと女の子に興味あるもん。将来は結婚式だって挙げたいし」
 夢見るように言うその表情はほぼ女の子。
「お嫁さんは純白の。僕はピンクのウエディングドレスで終生の愛を誓うの」
 あ…ただの変態だ。
「おまえなぁ」
 言いかけたら予鈴がなる。話を続けたかったが授業が始まる。
 おれと倉田はあわてて理科室へと向かう。

 その様子でクラスの連中は察したらしい。
 一人が馬鹿笑いを始めたら文字通りの爆笑が起きる。
 チクショウ。そう言うことか。
 当然こいつらは正体を知っている。
 だからおれがオカマ相手に舞い上がるのを見て笑っていたわけだ。
 ご丁寧に席を隣にまでして。

「ひどいな」
 皮肉なものでこれで一気にクラスメイトとの距離が縮まった。
「いやぁ。良い夢を見ただろ」
 ああ。男とわかるまではな。
「ま。明日はもっとサプライズがあるぜ。予告されていても驚けるものがな」
 不気味な発言が気になるが授業に集中。

 その後だけどさすがに倉田相手は気まずい。
 案内だけはしてもらうが無言だった。

 翌日。昨日の発言の意味が理解できた。
 最初の授業。体育。倉田は男子更衣室に女子制服のまま入ってきた。
「お前…ここは男子更衣室だろ!? 女子更衣室は隣」
「なに言ってんの? 女子更衣室に入ったら怒られるよ。ボクは男なんだからこっちで着替えないと」
 あれ? そういや昨日も性同一性障害であることは否定しているな。
「もしかして…男の自覚あり?」
「当たり前じゃない。男の子なんだし」
 そんな可愛い声で言われても説得力ないんですけど…しかも唇がつやつやしている。
 気のせいか睫も目立つ。
 さりげなく化粧してないか? コイツ。
 それを指摘してやると嬉しそうな表情になる。
「わかる? 昨日ちょっと気まずくなっちゃったからもうちょっと女の子っぽくしてみたの」
「ほんとーにお前男なのか? 声だって」
「元々高いんだ。トレーニングの賜物でここまで出せるようになったけど、逆に男の声が出にくくなっちゃった」
「なんでまたそこまでして」
「だって可愛いじゃない。でも女言葉は勘弁ね。テンション上がらないと恥ずかしいから」
 いや。顔は生まれつきで仕方ないのはおれと同様だけどその声と化粧。服は自分の意志でだろ。
 しかも伏目がちに頬を染めるし。完全に誤解するぞ。

 さらに頭がくらくらとしてくる羽目に。
 コイツ…ブラジャーまでしてやがる。
 ワイシャツ…じゃなくてブラウスか。それを脱ぐとキャミソールっての? その下にブラジャーが。
「見たい?」
 小悪魔そのものの表情で言ってくる。
「はい。おっぱい」
 差し出した物は胸のパッド?
「これでだいたいCカップくらいの偽乳が作れるんだ。どうせつくりものなら理想のサイズでね」
 確かにこの背丈ならあのバストは丁度よかったけど…じゃなくて。
「見て見て。今日はスポーツブラなんだよ。ほれほれ」
 男子更衣室に女装少年…なんて倒錯的な。しかも自分のブラジャーを見せ付けて来ている。
「ちょっとまて。男なら別にブラの種類なんてそんなにこだわらなくたって」
「いやいや。やっぱりちゃんとこだわらないと。毎日着るものですし」
 ふざけた口調で言う。
「毎日って…男の姿にはならないのかよ?」
 女装は転校生を歓迎でイベント的に立て続けにしていると思っていた。
「それがねぇ。持ってないんだよね。男性服。もちろん下着も。実を言うとレディースパンツもなくてボトムはスカートだけなの」
 うわぁ…
「物心ついたころから女の子の服しか着たことなくて。逆に男の子のトランクスがどんな感じなのか興味あるんだけど」
「そんなら買えば良いだろ」
「男性下着売り場なんて恥ずかしくていけないよ」
 なんでそんなことでしかられないといけないのでしょうか?
 それも平たい胸にブラジャーつけた奴に。
「ボクにとってはブラもショーツも普通の下着なの」
 筋金入りだ…親もぐると言うわけだ。
「あっ。いそがないと」
 確かに時間が迫っていた。

 わかってはいたけど体操服も女子用だった。
 ただここはハーフパンツなんで股間は目立たない。
 しかし半裸を見たから…それ以前に男のシンボルを見てるし。
 奴が男と理解しているもののこうして服を着た状態だと女にしか見えない。
 けど奴はちゃんと男子の体育を受けている。
 そして身体能力もちゃんと男子だった。
 あんな綺麗な足や細い腕で。
 尻はさすがに小さめだが、逆にかっこいい女に見える。

 その後も奴はおれに付きまとう。
 まだからかう気か?
 そう思うと無性にいらだつ。
 そしてつい怒鳴ってしまう。
「いい加減にしろよ。何でそんなにおれに付きまとうんだよ」と。
 昼休みのことだ。

 怒鳴られた倉田は泣きそうな表情になる。ちょっと罪悪感が…いやいや。コイツは男。騙されるな。
「友達になりたかったの…」
 う…考えて見りゃ男でいながら常に女装。男にも女にも仲間入りしづらいか。
「香々美君。ボクと同じだったから」
 おれに女装趣味はありません。
「ボクね…フルネームは倉田正宗なんだ
「正宗ぇ!? 独眼竜正宗?」
 コイツはこくりとうなずいた。
 なんとなく周囲を見渡すと真面目な表情。
 おれが切れたんでからかうのはやめたらしい。
 と言うことは正真正銘の本名?
「そりゃまた…随分とすごい名前だよな」
「お父さんが宮城出身なの」
 あ。郷土の英雄か。
「出生届をお母さんが産後で動けないうちに出しちゃって。それで大喧嘩になったみたい」
 確かに勝手に命名されちゃ産んだ方としちゃいい気はしないだろうな。
「お父さんは男らしくと願ってこんな名前つけたけど、お母さんはそれに反発するようにボクに女の子の服を着せて」
 いや。それはたぶんお母さんの趣味だと思うぞ。

 重い雰囲気の教室。おれも落ち着いたので穏やかに口を開く。
「あー。つまり…名前で似たような感じのおれに親近感を持ってと?」
 無言でうなずいた。
 そっか。コイツも親の勝手に振り回された口か。
 そう思うとこちらも親近感が。同時に罪悪感も。
 後の方を払拭するには手は一つ。おれはコイツの前に向かい合う。そして頭を下げる。
「? 香々美君?」
「怒鳴って悪かった」
 頭を下げたおれをぽかんと見つめているのがわかる。
「その…なんだ。気持ちが理解できたよ。名前では結構つらかったと思うし」
 それがわかると今までのコイツの行動も理解出来る。
「お互い名前なんかに負けないようにしようぜ」
「香々美君…」
 傍目にわかるほど表情が変わる。どうも半裸やあれまでみてもこんなところを見ると女にしか見えない。
「それじゃ…ボクのことは下の名前で呼んで」
「な、何でそうなる?」
「名前を気にしないことにしたから」
 なるほど。それならこちらも同様にしないとな。
「わかったぜ。正宗。おれのことも下の名前で構わんぞ」
 そう言われた正宗は顔を輝かせた。くどいが本当に男か? あれまで見といてなんだが自信なくなってきた。
「うんっ。よろしくね。桜ちゃん
 その瞬間におれのこめかみに青筋が立つ。そしてひときわ大声で怒鳴りつけていた。
「ちゃん付けはやめろーッ」と。
「えーっ。可愛いのに。そうだ。桜ちゃん顔が可愛いし、今度服をかしてあげるね。ボク地毛でこれだからウィッグないんでそのさらさらの髪の毛を延ばしてくれると嬉しいな。そしたら振袖もゴスロリも何でもにあうと思う」
 髪を伸ばしただけでそんな衣装が似あう顔かよ。おれは。

 東京に転校したおれは無二の親友を得た。
 気のいい奴で観た目もいいが男なのにスカートを穿いてルージュまでつけている奴。

 この先を思うとおれは頭がくらくらしてくるのを押さえられそうにない。



くらくら

「桜と正宗」

Presented by 城弾

The END



あと書き

 普段は性転換(以下TS)をメインにしている僕ですが今回は女装少年。男の娘で。

 TSだと話しの主軸に置かないといけないのですが女装キャラは意外にジャンル問わずに出てきます。
 それだけ数が多いのでかぶるのは必定と。
 まったくかぶらないものを探すか。逆に王道で行くかと。

 この場合の「王道」は男であることを隠しているパターンですが正反対でみんな知っていることに。
 そこから新鮮な驚きを得るために主人公は転校生となりました。

 女の子の姿で女の子扱いされるのはよくあるので、ひねって姿は女の子なんだけどちゃんと男の自覚があると。
 更衣室も男子用を使うわけです。ブラジャー姿で(笑)
 そのあたりが面白いかなと。
 普通男子更衣室にあるはずのないブラジャーがというのが。

 ネーミング。
 メインタイトルですが流行りのひらがな四文字で。
 この展開なんで「頭クラクラ」と。
 そこから「くらくら」と言うタイトルが
 それに合わせて二人の主人公の名前に「くら」が。
 最初に決まったのは正宗の方。
 外見とのギャップをと思い戦国武将に。
「乃木坂春香の秘密」に「信長」
「バカとテストと召還獣」に「秀吉」
「迷い猫オーバーラン」で「家康」と言う登場人物がいたのも正宗と言うネーミングに後押しを。
 苗字は単純に「倉」のつく名前で。

 そこからひねりもう一人は男なのに「桜」と。
 途中で佐倉と言う苗字にしようかと思ったのですが、男の子で下の名前が「桜」と言う方が面白かったので(極悪)
 さらに追い討ちで苗字も女性的に「鏡」をイメージさせるよう「香々美」と。字面まで女性的に。
 ビジュアルはコンプレックスにするのと、正宗に影響されて女装初めてもいいように女性的に(笑)

 さて。この「実験作」はどのような結果になりますか。
 スルーされるのはまだしも、万が一絶賛された続編をかいたらにそなえて一応サブタイトルをつけてますが。
 わざわざ六月の転校なのはスクール水着や夏服。私服なんかも出したいですね。
 きちんと脛はもちろん腋。そして腕の毛も処理してあって普通の女の子より手入れが行き届いているとか。
 学校じゃないプールで男子更衣室でサマードレスの少年が女物の水着に着替えたらどれだけのパニックになるか(笑)

 お読みいただきましてありがとうございました。

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