あっとまんぼう祭り

EPISODE2 『開演』


銀座ヤマハホール4F
01:10p.m


 どんなイベントでも事前の注意がある。前説と言うそうだ。それが一通りある。
 そして開演を告げるブザーが鳴る…ところがここでもう一度『前説』が入る。やたらにアダルトな女性の声だ。
 その名を
『あっと井上』さん(笑)。とても色っぽく説明が入る。
 『撮影はお断りしてます。もし見つけたら…
お仕置きよぉーん』大爆笑。でも絶対逆効果。望んで体育館の裏に行きそうな人もいるのでは? そして電話についても。電源はちゃんと切ってくれと言う当たり前の内容だが
 
『心配しなくても、このイベント中に『お姉ちゃんメール』が届くことはありません』超爆笑。
 言うまでもないが僕ですら忘れずに電源を切っているくらいだ。所持者は間違いなくそれなりの処置をしているだろう。
 事実、その手のトラブル。ハプニングはなかった。その手のはね…

 そして司会進行で一人の男性が。どこかで聞いた声だが…山崎たくみさんだった。
 うーん。ジョルジュ・ド・サンド(Gガンダム)やフィリオ(レイアース)の声でしゃべってくれたらすぐわかったが…
 「世間じゃゴールデンウィーク。それもこんないい天気にイベントの司会だよ」と笑わせてくれる。

 そして喜久子さんを呼ぶ段になった。ところがステージからは出てこない。
 (むっ。横から乱入するように来るのかも)
 
まさか後方から客席を突っ切ってくるとは思わなかった。
 そしてそのまま客と言葉を交わしながら『僕らの味方だ お姉ちゃん』に乗ってステージへ。
 喜久子さんを追う形でスポットライトが。
 一瞬。
ほんの一瞬会場に浮かび上がった喜久子さんと僕のツーショット。距離50センチ。だが
 『ど…どーも』としかいえなかった。
 「あのときの茂木さんは天にも昇りそうなくらい舞い上がってはたから見てて大爆笑でした」(とある鉄道員・談)

 ところが0センチのつわものがいた。と、言ってもいわば被害者の形だが。
 
なんと、喜久子さんに足を踏まれたのだ。もちろん喜久子さんは即座に謝ったがその「被害者」はなんともいえない恍惚の表情をしていたと証言がある。
 『QOH』を「はわわ。はわわ」と言いながらプレイした御仁とだけ書いておこう。
 仲間内から『お仕置きだーっ』の声が上がっていた。無理もない。

 ステージ上からあいさつ。山崎たくみさんとの掛け合い。その後で事前アンケートで募集された『生で聞きたい名台詞』のコーナー。
 三位がエレクトラさん、二位がかすみさん。そして一位がベルダンディーとあまりに順当すぎて逆に意外なトップ3.
(ちなみに僕はかすみさんで朝御飯の支度ができたときの台詞をリクエストしました)
 台詞は覚えているけど山崎たくみさん曰く『版権』があるので自重。
 かすみさんのときに『これはもう芝居してないでしょう?』と山崎さん。さらには客席から
 
『まったくいつもと変わりません』の声が。
 ところであの声…覚えがある気が…

 その後クイズコーナーに。入場時に渡されたうちわ。青いまんぼうとピンクのウェンデにゃん。正解と思った方をステージに向ける。
 第1問『お姉ちゃんが声優を目指すきっかけとなった再放送のアニメとは?』『アタックbP』?『キャンディキャンディ』?
 確かに喜久子さんに興味のない人なら間違えもするだろう。しかしあの場で間違える人間はさすがにいない。
 正解はもちろん『アタックbP』

 第2問『お姉ちゃんが和菓子やさんで作った和菓子は何の形をしていたか?』『栗』?『キレンジャー』?
 正解は前者。ここまではサービス問題とあったが某鉄道員さんはキレンジャーを出して座ったそうな。
 ちなみに受け狙いの救済で間違えた人もセーフになっていたけど。

第3問『ひんやりさんの型番は?』これは頭を抱えたがもう一つの選択肢がどうみても
『ザク』だったので正解できた。

運命の第4問『ここまでウェンデにゃんの曲はいくつ作られたか』5? 6?
 ここからは落としにかかった。微妙でしかも数えている暇がない。勘で上げたら僕のは5で喜久子さんのは6だった。
 『残念』と思い座りかけたら司会の山崎さんが
 「あれ? 5曲か? 5曲だ。すいません。今座った人正解です」
 よっしゃあとばかし喜んだが会場から
 『バージョン2がありますよ』の声が
 『ウェンデニャンのクリスマス』はver2があるのだった。これが通り6曲が正解に。
 再び座ることになった。

 その後は喜久子さんがどちらが好きかと言う問題に。
 どちらも嫌いそうな『相対性理論』『三角関数』ではアインシュタイン派と判明。順次ふるいにかけられて行く。

 出題は続く。
 『おやつにはお団子十本と
チョコーロ
 『ちょこーろ?』
 喜久子さんだけでなく会場も『?』となる。はっとなる山崎さん。
 「
チョコ一口」だ。
 
「これはもう久しぶりにあれ行きましょうね。せーの
 
『おいおい』
 さすがにあの人数でのおいおいは壮観であった。

 僕の隣の人は最終問題まで座ってない。だが最後は難問中の難問。
 
『お昼寝と日向ぼっこ。どちらが好き』
 
『選べませんっ!!』まぁそうでしょうね。本人も選択を諦め後ろ手のうちわで決めた。
……隣の御仁はここで力尽きたが無理からぬ話。

 なお賞品はベルダンディーの描かれた色紙に喜久子さんのサインが入ると言うものであった。

 「たくちゃん。頭使ったらおなかすいちゃった」
 「いや…頭使ったのはお客さんでしょう。じゃおやつにしましょう」
 そう言うわけでおやつのコーナー。まんぼうの描かれた特製どらやき。同じものを入場時に我々も貰っているが客席は食べちゃいけない。山崎たくみさんと共に指を咥えて見ていることに。
 山崎さんにもあったのだけど堅くてあけられなかった。実はこれを書くときに食べたけど確かに堅くてはさみを使った。
 おやつを食べながら幕が閉じ15分間の休憩に。

 休憩時間。二階は長蛇の列。男子トイレだ。
 普通は女子トイレが混んで男子トイレは空くのだが男女比がやはり違いすぎる。すぐ近くにいらしたおとぼけウサギさんと会話しながら待つ。
 用を済ませて今度はのどの乾き。自動販売機でジュースを買う。喫煙コーナーには知った面子がずらりと。
 ありさんと話をしていたら漣蓮さんとあった。彼もまたクウガファンでウチの『5号館』の常連である。互いに紹介をして3人でサムズアップ。そしてわずかな時間でクイズコーナーを降りかえる。
 「解釈としては5曲が正解なんですけどね」と誰か。それに対して僕が
 「まぁ仕方ないですね。決まったことだし。
ルールはルールだし」
 「今…さらっとネタ混ぜませんでした」さすがはありさん。よくお気づきに(『仮面ライダークウガ』メ・ガルメ・レの台詞)

 後半が始まる。まずはぼやきながら山崎たくみさんが登場。そして舞台を横切る喜久子さんは…
スチュワーデス
 「
アテンションプリーズ。どうしましたプリーズ?」場内大爆笑。
 しかし喜久子さんのスチュワーデス姿の似合うこと似合うこと。しゃべる前は場内はため息が流れていたような。
 ウェンデにゃんが行方不明と言う山崎さんにスチュワーデスさんは『灼熱の国で見かけた』と(早く帰ってこーい。ウェンデにゃん)
 その後でどう言う流れかテレサ・テンの『空港』を歌って退場。まさか声優さんのイベントで演歌聞くとは思わなかった。

 次は魔女っ娘で登場。
 『
どうしたんだピョン』と。そして今度は『魔法のマコちゃん』1コーラスと『魔女っ子メグちゃん』フルコーラス。
 ところが振りの時に
振りかざしたステッキを後方に落としてしまった

 夜の部参加者に聞くと夜でははじめから置いていたそうな。

 今度はコスプレではなくゴージャスなドレスで登場。そしてオリジナルナンバーを歌うことに(ちなみにコスプレでの選曲理由なのだが『歌いたかったから』とか)
 これまた事前のアンケートを元にして決められていた。
 さすがに正確な順位は覚えていないのでトップ3で勘弁していただこう。
 第三位が『星空経由で届けたい』第2位が『春』。第一位は保留だが…まぁ堅いな。
 そして『春』を歌い上げる。一気に会場はコンサートモードに。『春ぽか』を思い出した。
 続いて『星空経由で届けたい』。ただし歌詞は三十分から六十分へと変更して。

 二時半すぎにはかつての『お姉っと』を彷彿とさせる抽選会が。でも
 
あんな間近に喜久子さんが表れると言う幸運に見舞われた僕は運を使い果たして当たらない確信があった。
 結果から言うと一つも当たらなかった。ちなみに足を踏まれた御仁は夜の部でサインいりポスターをゲット。

 賞品は喜久子さんがナレーションを勤めた『倉淵ダム』の紹介ビデオ。劇場版ああっ 女神さまっのポスター。『どうぞよろしくね』のポスター。喜久子さんのカレンダー。ビデオ以外に全て喜久子さんのサインいり。
 極めつけは
あっとまんぼう祭りのぼり

 楽しい時間はあっという間に過ぎ去る。一度誰もいなくなるがアンコールを受けて喜久子さん登場。
 「よかったぁ…舞台そでで『どうしよう。誰もアンコールしてない』と不安だったの」
 コンサートならお約束だけどイベントだから躊躇したかも。

 恒例のほっちゃんの話し。現状報告。そして久しぶりの『あっとまんぼう公式アクション』を。
 2期以降の人のために一通りやって見せてから
 
『電電電電電電電電…電磁波ぁーっ』
 笑うよりも懐かしかった。

 改めて第一位の曲『がんばって 負けないで』を歌う。やはり喜久子さんのステージにはこれがないと。
 
「いろいろあると思うけどがんばって。負けないで」
 胸に染み入った言葉です。

 そして曲の後半ではいつものように会場にお礼。むしろお礼を言いたいのは僕…いや。僕らのほう。

 こうして昼の部は終わりを告げた。降りる途中ありさんとお互いに『満足できた』印でサムズアップを笑顔でしていた。



 『じゃ聖賢者さんから行きましょうか』
 『指…さしてるし…』
 『これって…笑っていいのか?』
 『なんでみんな…合わせられるの?』
 『じゃリードは俺がやります』

EPISODE3『熱唱』

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