第一話「Wild Heaven」Part4

 昼過ぎ。まりあは保健室のベッドで目を覚ました。
「ここは……どこ?」
 若干寝ぼけ気味で場所が認識できない。
「保健室ですよ。高嶺さん」
 ショートカットの小柄な少女が返答した。
 小学生にも体格で負けそうな少女。しかも童顔の上に声も高い。つけているカチューシャも幼く見せるのに役立っている。
「えーと……あなたは?」
「あ。そーか。自己紹介の前に保健室に運ばれたもんね。え…と…私、南野美鈴です」
「高嶺まりあよ。あなたが見ていてくれたの?」
「はい。もうみんな帰っちゃったし、保健の先生も用事があって外していたので美鈴が……あっ。えと……私が見てました」
 恥じ入る美鈴。段々頭もはっきりしてきたまりあは分析する。
(この子は自分のことを名前で呼ぶんだ。だからさっきはなれない「私」で口ごもったのかしら)
 自分のことを名前で呼ぶ点がますます彼女を幼い印象に。
「ありがとう。ねぇ。あなたのこと名前で呼んでいいかしら? 私のことも呼び捨てで構わないから」
 ビックリしたような表情の美鈴。
「なに? どうかした」
「いいえ。高嶺さんってもっとお高いかと思ってました」
「えーっ? どうしてよ」
 その「黄色い声」が彼女がまだ16歳であることを物語る。
「いつもみんなの人気者でしたから。アイドルみたいで」
「私がアイドル? まさか。それにみんなにちやほやされたって仕方ないわ。私が好きなのはたった一人だけなんだから」
 彼女にとって優介が好きと言う事実は自分が女であることや、自分の名前が「高嶺まりあ」であると同じくらい「当たり前」のことだった。
 そしてさらにそれを明かした今は伏せる理由などない。
「そうだ! 優介。アイツとうとう……」
 その美しい……しかしまだ年齢が低く幼いため可愛いというべき顔が歪む。
「ああ。それで気持ち悪くなったんだっけ」
「……大変ですね。美鈴の方がまだ状況はいいかな。どんなに好き同士でも兄妹で結ばれはしないし」
 つぶやくような声量だが、声が高いためはっきりと聞き取れる。
「あなた……もしかしてあのシスコンの男子が?」
「えっ?」
 瞬時に看破されて頬を染める美鈴。思い返して自分でヒントを並べていたことに気がつく。
「きゃーっっっっ。美鈴ッたら」
 まるで小学生のような彼女の照れ方も子供っぽい。同年代相手なのに子供でも見ているような暖かい表情になるまりあ。
「あなたも大変そうね。そうそう。名前で呼ぶんだっけ。お互いがんばりましょう。美鈴さん」
「がんばる?」
「勉強も。スポーツも。部活も……それから恋も」
 最後では照れてしまう。この姿に相手は特別な存在ではないと美鈴は悟る。一気に親しみがわいてきた。
「うん。仲良くしてね。まりあちゃん」
「まりあ……ちゃん?」
「やっぱり……子供っぽいですか?」
「ちょっとね。でも可愛いからいいわ」
 似たような境遇の少女二人。奇妙な友情が生まれた。

 蒼空高校からさほど遠くない一軒家。
 学校から帰り私服に着替えてその自室で音楽を聴いていた恭兵だが、来訪者を告げるベルの音に反応する。
 急いで玄関へと出向く。そして扉をゆっくりと開ける。
「あら。弟くん」
「恭兵です。火野恭兵ですよ。栗原先輩」
 栗原と呼ばれた女子は春物のワンピースに身を包んで、春風のような優しい微笑をたたえていた。
 母性を感じされるのはその豊かな胸元も無関係ではない。
 ただし身長も比較的あるので、決してアンバランスではない。
 顔は整っているが美人とか可愛いというより「母性」を感じさせる顔だった。
 ウェーブの掛かったロングヘアも大人の印象を与えている。
 実のところ社長令嬢で「育ちがいい」。それが上品な印象を与えていた。
「由美香と約束してたんだけど留守かしら?」
「先輩をおもてなしするための買い物に出ちゃったんですよ。帰るまで僕の部屋でお相手しますから」
「誰がどこに買い物に出たって?」
「ね……姉さん。台所にいたんじゃ?」
 恭兵の背後にいつの間にかいたショートカットの少女。
 女子としては背が高い。来訪者とはバランスが取れている。
 美人だが勝気な印象の顔立ち。
「あら。由美香。いたのね」
「いたわよ。美百合(みゆり)。ちょうど料理が一段落したから気がついたけどよかったわ」
 笑顔で友を出迎えたら今度は鬼のような表情に。
「まったくこの馬鹿は。人の親友を口説く気?」
「すべての美しい人を口説くのは僕の義務なんだ。姉さん」
「だったら最初になぎさちゃんを口説け」
「なぎさぁ? なんでアイツを? 色気のカケラもないし、大根足だし」
 まじまじと言い放つ。ため息をつく由美香。苦笑する美百合。
「もてる割には女心がわかってないわ。もういい。こんなのほっといて。さぁ上がって」
「お邪魔しますね……あ」
「なに? どうしたの。美百合」
「お土産忘れちゃった……」
「えーっ。どこで? お店?」
「ううん。買ってくるのを」
 脱力する姉弟。ニコニコと微笑んでいる美百合。
(先輩。この天然ボケが唯一の欠点なんだよなぁ)
 新一年生はともかく、在校生なら知らぬものない美百合の天然ボケである。
 食堂の券売機のボタンを一生懸命押していて、券が出ないと訴えるのでよくみたらお金が足りなかったり。
 話に夢中になって駅のホームから落ちかけたり。
 数学の時間に英語の教科書のまま通してしまったり。
 自転車に乗っていたらひらひら舞う蝶に目を奪われて溝に落ちたり。
 とにかくとんでもない天然ぶりだった。
 しかしそれもこれも優しい微笑ですべて許されてしまうのだから得かもしれない。

 美百合は由美香の部屋に招かれていった。残されたナンパ少年。
(ちぇ。先輩が来るのを見越して女の子たちのデートの誘いも断ったのに。こんなことならまりあの傍についているべきだったかな?)
 彼はどうやら「お嬢様」が好みのようだ。

 高校から遠くないラーメン屋。その住居部分。自分の部屋のベッドになぎさはうつぶせになっていた。
 いまだ着替えてもいない。
「あーあ。なんでよりによって高嶺まりあが同じクラスに……ただでさえライバル多いのに。キョウくんの本命のあの女が。でもアイツも誰か好きだって言ってたっけ。しかもそいつがホモ……こっちは女好きだからまだ普通だし。言うほど不幸じゃないかな?」
 声に出して確認したら気持ちが落ち着いたのか立ち上がる。
 制服を脱いでハンガーにかける。下着姿でタンスを開ける。
 そこにはパンツしかない。なぎさは一枚もスカートを持っていないのだ。
 ジーンズを穿いたらブラウスを。そして店の手伝いに降りて行った。

「こんにちわ」
 明るい声が響く。ゆったりしたジャンバースカート姿の詩穂理は対応すべく玄関へと出向く。
「あら。千尋ちゃん。ヒロ君なら来てないわよ」
「ええ。知ってます。ロードワークに行きましたから。あたしはシホちゃんに用事があって」
「私に?」
「お邪魔していいですか?」
「ええ。どうぞ」
 短めの髪だが、二つの編み込みがさながらお下げのようになっている。
 可愛い部類に入るが、どうにもこうにも勝気そうだ。
 ピンクのトレーナーとグリーンのパンツが活発な印象を手助けする。
「お邪魔しまーす」
 彼女は招かれるままに詩穂理の部屋に。

「明日から高校生ね。千尋ちゃん」
「えへへへ。よろしくお願いします。先輩」
 紅茶を淹れて一泊。
「ところでウチのアニキ。バカやってませんでした?」
「ヒロ君? そうね。自己紹介のときに宙返りしたくらいかな」
「その程度か。ならいいけど」
 裕生を知るものには自己紹介の宙返りは「その程度」ですんでしまう。
「今まではあたしの目がなかったから好き放題だったけど、同じ学校になった以上もう無茶はさせないわ」
「あははは。でもあの運動神経は羨ましいな」
 さすがによく知る相手だけに砕けた感じになる。
「うーん。シホちゃん運動はほんと苦手だもんね」
「あなたのお兄さんはちょっと出来すぎだけどね」
 風見千尋。裕生の一歳下の妹である。
 それ故に詩穂理は彼女とも幼なじみだった。
「でもね、あたしもシホちゃんがうらやましいのよね。そのスタイル」
「わ……私は太いだけよ」
「隠したって無駄なんだから。うりゃ」
 千尋の手が詩穂理のウエストに伸びる。かなりスカートを歪めた状態で手が止まる。
「その胸でその腰は反側だよぉ」
「うう。でもみんなが言うほどいいことないのよ」
 体全体を隠すようにしている詩穂理。相当なコンプレックスだ。

「それじゃ改めて、明日からよろしく」
「ええ。こちらこそ」
「そうそう。あたしも自転車で行くから」
「う……遅れないようにがんばるわ」
 千尋はその挨拶に来たのだった。

「お帰りなさい。おにいちゃん」
 例えるなら主人の到着と共に飛び出してきたペットの仔犬。そんな印象の双葉である。
「ただいま。双葉」
 こちらも優しい表情になる大樹。いい兄というよりちょっと危ない兄かもしれない。
「あの……おにいちゃん。怒ってない? 今日、学校に乱入したこと」
 恐る恐る尋ねるその表情は小動物を彷彿とさせる。
「もういいさ。それより明日からはまた一緒の学校だ」
 まるで娘の頭をなでる父親のように妹の頭をなでる兄。
 普通なら「子供扱いするな」と反発もありそうだが、双葉は嬉しそうになすがままになっていた。
「髪が伸びたな。十二月はショートだったのに、今じゃセミロングくらいだ」
「お兄ちゃんがロング好きなら地面に届くまで伸ばすよ」
「それじゃ大変だ。背中くらいでやめとけ」
「うん。そうする。おにいちゃん」
 彼氏に甘える彼女。父親に甘える娘。どちらかというと後者に近い。
「お兄ちゃん。また一緒に学校行けて私とても嬉しい」
 きらきらと輝く笑顔で兄の顔を見上げる妹。この時点では恋人同士のようだ。
「ああ。俺もだ」
 方便ではなく本心の大樹だった。

 午後になると道路も混み、バスもまずダイヤどおりの運行は不可能となる。
 バス通学のまりあは大幅に遅くなったが帰宅した。
 そして制服から私服に着替えると隣家に乗り込んだ。
「あら。まりあ」
「優介いる?」
 言葉にトゲがある。出迎えた亜優の返答も待たずに上がりこむ。
「まりあ。学校で倒れたって聞いたわよ」
 どこかのほほんとした亜優の言葉。
「ええ。優介の爆弾発言のおかげでね」
 こちらはささくれ立っている。
「あ……カミングアウトしたんだ」
 さらっと言う亜優。
「だから文句いいに来たのよ。優介は?」
「お風呂。お姉ちゃんと一緒に」
「…………あんたたち。いくら家族でももう一緒に入る年じゃないでしょ?」
「そうなんだけど……ウチの一家、誰も優介を男扱いしてないし」
「そうみたいね」
 まりあは脱ぎ散らかされている女性用の下着をつまみ上げる。
「……改めて見るととんでもない大きさね。優香さん? 優奈さん?」
「このブラは優香お姉ちゃんね」
 例え身内でも男扱いされていればここまでだらしなくはなるまい。これは優介が男扱いされてない証拠になっていた。
「うち男いないしね」
「叔父さまも単身赴任長いわね」
「そうねぇ。もう三年になるし」
 そして水木家では男が優介ただひとりになる。母親。長女・優香。二十歳。次女・優奈。19歳。
三女・亜優。16歳。亜優の双子の弟・優介。さらに下に8歳の妹。優紀がいる。
 父親は北海道へ単身赴任。家族が揃うのはお盆と正月だけである。そういう家族だった。
 それゆえに優介は身内には男扱いされず。姉たちは平気で裸や下着姿でうろついたりしている。
 くわえて言うなら双子姉弟から察しがつくように、美人ぞろいの姉妹。
 それが裸で接触し続けていたりすれば、いくら肉親といえど美人に対する耐性も出来てしまう。
 平たく言えば「女に飽きる」。
 そのうえだらしない一面まで見せているのだ。これでは女性に対して幻想すら抱けない。
(だからって男に走ることないじゃない。女の子としては屈辱だわ)
 もちろんまりあが優介にご執心なのはそれだけが理由じゃない。
 幼い頃から好きで、水木家隣家が空き家になった時は両親に頼み込んで「子供部屋」として住まわせてもらっている。
 念願のご近所さんになったが、優介の反応はとても冷ややか。
 実はこれについてはまりあ自身にも原因があるが、それはまた別の話。

「なんだ。いたのか」
「ひっ!」
 腰にバスタオルを巻いただけの状態で優介が現れた。
「な……なんてかっこうしているのよっ」
 耳たぶまで赤いまりあである。そりゃあ高校生の女子にとって男の子の裸は刺激が強い。
 ましてや思い人である。
「風呂上りだもん。カミングアウトして緊張した。汗かいたから洗ってた。いつ誰に押し倒されてもいいようにね」
 あざ笑うように言う。
「……変態……」
 上目遣いで拗ねたようにまりあが言う。
「なんとでも言え。好きな相手がたまたま男と言うだけの話。基本的に女は嫌いだけどな。わがままだし。計算高いし。物欲が強いし」
「う……」
 少なくともわがままだけは反論できないまりあである。
「でも美鈴とミケは別だな。そういうところないし。美鈴は雰囲気柔らかくて好きだし、ミケは面白いし」
「……だったらなんで私はダメなのよッ!」
 叫びに近くなる。
「言っただろ。この二人以外の女はみんな嫌いだって」
 相手の恋愛対象が女でないのでは話にならない。
「ま、お前が男になったら相手してやるよ」
「う……ううう……」
 まりあ爆発寸前。そして
「優介の馬鹿!! 大嫌い!!」
 甲高い声で怒鳴ると水木家から出て行った。

 千代田区。立派な日本屋敷。まるで武家の屋敷である。
 一旦自宅に戻ったが、まりあはいきなり中学時代の友人の元に出向いていた。
 もちろん愚痴をこぼすためである。
「あら。優介さんとケンカしてしまったんですか?」
 鈴を転がすような声。彼女がまりあの訪ねて行った相手だ。
 腰に達しそうな長くて素直な黒髪。前髪は綺麗に切り揃えられている。
 その髪型と和服姿から日本人形のようだ。
 彼女の名は北条姫子。この屋敷の主の娘。
「優介ッたらひどいのよ。自己紹介でクラス中にホモだって宣言しちゃうし。私は相手に出来ないなんて」
 姫子は和菓子が好みである。けれども出したのは紅茶とクッキー。これはまりあ相手ゆえの提供。
 しかし会話の内容と態度から酒でも呑んでいるかのようにすら見える。「くだを巻く」と言う状態だ。
「まりあ殿。そのようなお話であれば、やはり拙者は邪魔ではござらんか?」
 部屋にはもう一人。細身で長身の少年がいた。
 修羅場を潜り抜けたような鋭い眼光だが、実は彼は現代の忍者。それもかの風魔の末裔なのである。
 その名は風間十郎太。

 戦国の世に消えたと思われていた北条家だが、陰で細々と続いていた。
 そして現代において再興を果たした。
 それを支え続けたのがやはり北条家の手足となった風魔一族。
 このふたりは主従と言う形だ。表向きは。

「いいのよ。風間さんもいてちょうだい。男の子の意見も聞きたいんだから」
 可愛い酔っ払い。そんな感じのまりあである。
「はぁ。意見でござるか」
 さすがにこれには手をこまねく十郎太。
「まぁ優介殿はあの容姿。戦国の世なら小姓がつとまったでござろうな」
 戦場には女を連れて行けない。だから代わりとして殿の夜の相手を努めるものもいたという。
「う……やっぱり優介は男に走る運命なのかしら」
 さほど大きくないまりあだが、さらに小さく見えるほど落胆する。
「気を落とさないでください。まりあさん。愛の形には色々ありますから」
 念のため言うが、友を気遣っての姫子の発言である。
「こんな愛の形はいやぁぁぁ」
 それはもっとも。
「まりあ殿。冷たいようでござるが……諦めて新しい恋を探すのも一つの選択でござらんか?」
 さすがに忍びは現実主義。シビアな状況もクールに分析する。
「風間さん。あなた姫子以外の女の子を嫁にもらえといわれて納得します?」
「む……」
 反論に黙りこむ十郎太。赤くなる姫子。なんとなく目を見合わせるふたり。目と目で会話している。
「あーっっっ。あんたたち。何か進展したでしょう?」
 恋愛に敏感になっているまりあは二人の中を看破した。
「あの…その…ねぇ…」
「左様で……ござるな」
 姫子どころか鉄面皮の十郎太まで赤くなっている。二人の秘密を見抜かれた形。
「ちょっとちょっと。何があったのよ。姫子。言いなさいよ」
 落ち込んでいたのがウソのように迫るまりあ。
「はぁ。話すと長くなる上に、到底信じてもらえない話なのですが……」
 押し切られて一部始終を話してしまった姫子である。

「担任が実は殺人鬼で、無理心中飛び降りに巻き込まれたところを風間さんが助けたァ?」
 どうにも信じていない口調のまりあ。
「信じるも信じないも自由でござる。そして……その……動揺する姫を落ち着かせるために……接吻を……」
 もう一人の当事者。姫子は両手で顔を覆って伏せてしまった。耳たぶまで赤い。
「うーん。信じがたい話だけど…姫子を見ているとウソじゃなさそうね。それにあんたたちの学校じゃそのくらいありそうだし…でも…はァァァ。いいなぁ」
「口付けがですか?」
 ため息をつかれては照れてもいられない。顔を上げて尋ねる姫子。
「それ以前よ。恋愛対象が男じゃねぇ……でも、物は考えようね。他の女にも走らないわ」
 段々と強気の表情に戻ってきた。
「それならじっくりと時間をかけてこちらを向かせて見せるわ。せっかく同じクラスになれたんだもの。去年までよりチャンスは多くなったわ」
 立ち上がってファイティングポーズに似た仕草をする。
「見てなさい優介。絶対に私を好きだって言わせてやるわ」

「絶対に好きだって言わせて見せるわ!」

このイラストはOMCによって作成されました。
クリエイターの真島一巳さんに感謝。

 二人を証人としての宣言だ。それを見て思わず小声で会話のふたり。
「こういうのをポジテブーというでござるか?」
「そうですわね。でも前向きなのはいいことですわ。綾那さんの例もありますし」

 若くて健康。綺麗で可愛い。頭がよくてスポーツもできる。親のものとはいえど金もあるまりあ。
 欲しいものは何でも手に入る彼女がどうにもならないもの。それが「恋」だった。

 そしてまりあと優介を軸にたくさんの少年少女の絡み合う恋物語が、クラスを同じにしたこの日に始まった。

次回予告

 スーツアクター志望の裕生は学校でも無茶なアクションをする。そんな裕生が気が気でない詩穂理。
だが彼女自身も隠したいことが露見する寸前。
 果たして詩穂理の秘密とは? そして裕生が無茶をする理由とは?
 次回PLS第2話「Get Wild」
 恋せよ乙女。愛せよ少年。

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