第19話「Love Train」Part3

 まりあたちの入った大浴場は、銭湯を彷彿とさせるカランのつき方をしていた。
 仕切りがありその両面に五つずつ。合計十の洗い場がある。
 それがもう一つ。
 まりあたちは理子が万が一お湯をかぶってもごまかせるように、一番はじの壁に挟まれたエリアを用いた。
 そこには五人しか入れない。だからたとえ理子が男に戻っても、他の女子の目がないので、冷静に対処すればごまかせる。
 わざわざ他者の注目を浴びるようにしなければであるが。

「え?」
「ひっ」
 硬直する理子とまりあ。
 理子……この場合は理喜だが、言うまでもなく女湯で正体をさらしたことで。まりあは見守っていたらもろに「見てしまった」ことで。
「きゃああああっ」
「少年の証拠」を目の当たりにして悲鳴を上げてしまう箱入り娘。
「ば、バカっ。静かに」
 なぎさはまりあを押さえつつもシャワーの温度調節つまみを一番低いほうに回していた。
「なぁに?」
「何かあったの。まりあ?」
 女子生徒たちが寄ってくる。まだ理喜のままなのに。
 だが対策はできていた。
「む、虫ですっ。そっちに行きましたっ」
「えっ嘘っ?」「やだ。虫?」
 詩穂理の言葉は効果てきめん。大騒ぎになる。
 冷静になれば11月である。いくら風呂場が温かくとも、虫が活動できる時期ではない。
 さらに言うと視力0.5で何とか裸眼でも行動できるとはいえど、普段は眼鏡をかけている詩穂理。
 それが小さな虫を視認できるか怪しいのに気が付いたら。
 しかし女子の習性とでもいうか。反射的に虫に反応してしまった。
 生理的嫌悪感が勝り、大声で騒ぎたてる。
 その間になぎさは冷たいシャワーの水を理喜に浴びせる。

「ちょっとまりあっ。あんたもすごい悲鳴だったけど……どうしたの? 顔真っ赤だよ」
 里緒が怪訝な表情をする。
 まりあはまるで男に裸を見られたかのような赤面である。
 実際は逆であるが。いや。ある意味間違いではない。
 瞬間的に隣に男がいた。

「なんでもない。なんでもないのよ」
 女言葉で理子は答える。
「そう。それならいいけど」
 それだけ言うと興味をなくしたように立ち去りかける。が
「それにしても理子。肌きれいね」
「え?」
 いきなり理子をたたえだした。
 水泳の授業では一緒にならなかったので初めて見た「理子」の裸身。
 それが今あらわになったのだ。
 そうでなくてもミステリアスな少女。
 そして服越しにもわかっていたその豊かな胸元に改めて関心が行く。
「ほんと。白くてうらやましいわ」
「胸も立派だしねぇ」
「そのウエストのくびれ方は反則だよー」
「…………」
 そう。ちゃんと女の姿でクラスメイトには見られた。
 間に合ったのだ。
 そして女としてたたえられるのが存外悪くないと感じた自分に驚いた。

「ありがと……クシュン」
 可愛らしいくしゃみが出た。
「やだ。可愛い」
 騒がれた。
「うう。ちょっと冷えたみたい」
 そしてちらっと「冷や水をぶっかけてくれた」なぎさを見る。
 当人は明後日の方角を向いて、わざとらしく口笛を吹いている。
 まあ女に「戻す」ための緊急処置だ。
 そう思って言及はやめた。

 それぞれ元の場所に戻る。
 それを確認したなぎさたちは大きく深いため息をつく。
 そして水の入ってない風呂桶で理子の頭をなぎさが小突く。
「気を付けなよ。まったく」
「…………ごめんなさい」
 破滅を救われた立場としては全面降伏である。

 まりあにも詫びようと彼女の方を見たら固まっていた。
「まりあ?」
 呼びかけられて我に返る。
「ご、ごめんなさい。もろに見てびっくりしちゃって」
「……本当に申し訳ない」
 平身低頭の理子である。何しろうら若き乙女。しかも箱入りに「ビッグ・マグナム」を見せつけたのだ。
「ああいう風になっているのね」
 濁した言葉は「男の子って」。濁したのはもちろん秘密を共有しないものが多数いるからだ。
「あたしはアニキたちのを見たことあるから何とかなったけど、あんたじゃきつそうだね」
 なぎさには三人の兄がいる。
 やっと生まれた女の子で「蝶よ花よ」と育てたつもりが、しっかりと下町娘になっていた。
「わたしもお兄様とお風呂に入ったことはあったけど、あんなだったかしら?」
「「お兄様!?」」
 思わず素っ頓狂な声を出すなぎさと理子。
「ええ。そうよ。お兄様。それが?」
「いや……あんたほんとにお嬢様なんだな。その言い方」
 驚くポイントが違っていた。
「そうなの?」
 まりあにしたらそれが当たり前なのである。

 そしてそのあとはさらに慎重になった。
「はい。理子ちゃん。どうぞ」
 温度調整したお湯を入れた桶を美鈴が手渡す。
「あのねぇ、子供じゃないのよ」
「「さっきのこと」」
 なぎさとまりあ。二人に突っ込まれる。
「ありがとう。美鈴」
 これを言われると何も言い返せない。
 素直にお湯を受け取った。

「それじゃ先に出てるわ」
 湯船はもうもうと湯気を立てている。そんな中に入ることはできない。
 その分だけ早く終了した。
 さらに言うと美鈴以外の三人は髪が長く、それを洗うのにも時間を要した。
「あ。カギは私が持ってますから」
 先に部屋に戻るのなら鍵を渡さないといけない。
「それなら脱衣所で待ってるわ」
「えー。寒いから風邪ひくわ」
 これはまりあ。寒がりなせいか「寒さ」には敏感なところもある。
 思わず見上げてしまうとそこには裸の理子。
 きめ細かな白い肌。
 純正女子の自分より立派な胸の二つのふくらみ。
 くびれたウエスト。
 スカートが似合いそうな大きなヒップ。
 そして男のシンボルはなくなっていた。
「どうしたの?」
「ううん。ただちゃんとわたしと同じ体をした女の子だなと思って」
 安心したように笑う。
 やはりまりあにとって自分は女なんだと知る。
「そうよ。私は女よ。貴女と同じ」
 何の抵抗もなく言えるこのセリフ。
 女として優介に愛されたいと思ったのを認めた時から、自分が女ということを否定しない。

 理子が立ち去ってから四人は脱力した。
 やはり緊張していたのだ。それから解放された。

 お風呂で疲れが取れるどころか、むしろ疲れる予感の一同だった。

 しかしそれも大広間での夕食で一気に消えた。
「美味しいーっ。これが湯葉なのね。この感触。くせになりそう」
 お嬢様なら世界の珍味・美味も食べ飽きてる……偏見だったようだ。
「まりあちゃん。お野菜もおいしいよ」
「ほんとよねー。何でこんなに違うのかしら」
 確かに美味だがいささかテンションが高すぎるのではないか?
 たしなめつつ尋ねると
「だってみんなといっしょですもの。なんだっておいしくなるわ」
 なるほど。確かにクラス一同での旅行は初めて。
 それが味を一段うわまらせていても不思議はない。
「確かにおいしいけどさぁ……もうちょっとドカンと来ないかなぁ」
 比較的濃いめの味を好むなぎさには、やや物足りないようだ。
「美鈴はこれでもちょっと多いです。でも、みんな美味しい。残したくない」
「ほんとですね。お豆腐は本場だと聞いてましたけど。ここまでと」
「……みんなお料理評論家か何かなの?」
 思わず突っ込む理子だった。
「そんなこと言わないで。食べてみなさいよ。理子。はい。あーん」
 箸でつまんで理子の口の前に。
 照れる理子だったが
(ああ。そうか。同性だからふざけている感覚なのね)
 そう理解して乗っかった。食べて見せる。
「……本当。美味しい」
「でしょ」
 笑顔のまりあだった。
 とにかくみんなでご飯というのが楽しい。

 しかめっ面なのが優介だ。
 クラス単位でまとまっているので比較的近く。
 班行動ということもありそれぞれ男子だけ。女子だけでまとまっている。
「何だよ。いつもはぼくのこと追い掛け回すのに、理子にあんなにべったりと」
 小声で不満をつぶやいている。
「なぁ。水木」
 同じ班の裕生が尋ねる。
「なんだい? 風見君」
 男相手に愛想よくするのも忘れている。
「お前、本当は高嶺のことが好きなんじゃねーの?」
 裕生らしい無遠慮なストレートな言い方。
 その予想外の言葉に危うくお膳に突っ伏しそうになる優介。
「なななななな、何言ってんのさ? 風見君。ぼくはホモなんだよ。女を好きになるはずないだろ」
「シホに聞いたことあるけどよ、女もいける『バイセクシャル』というのもいるらしいけど、お前そうなんじゃないの?」
(なんて会話してるんだよ。詩穂理)
 そんな思いを込めた視線を、聞こえていたなぎさが詩穂理に向ける。
 当人は面目なさそうに縮こまっている。

「確かにね。今のはまるで澤矢というよりまりあにヤキモチ焼いていたようだったが?」
 恭兵の立場からすると優介がまりあを好きだと「相思相愛」で入り込む隙がなくなる。
 この場の発言はそのあたりまで考えてない軽いものだったようだ。
「だからなんでそうなるの? 仮にぼくがバイで、女も恋愛対象としてもあいつだけはあり得ない」
「ちょっと!? それ酷いじゃない。いつだって優介のことが好きだって言ってるのに」
 まりあにも聞こえていた。可愛い怒り顔で文句をつける。
「うるさい。今までぼくに何してきたか考えてみろ」
「つまり『さぁ。お前の罪を数えろ』というわけだな」
 空気が読めないのも裕生の特徴だ。
「そ、そりゃちょっと失敗もしたけど、全部優介のことが好きだから」
「ぼくはお前なんか大嫌いだ」

 やり取り自体は痴話げんかなのだが、まりあと絡んだ優介は傍目に分かるほど生き生きとして「ケンカ」していた。

「まったく。優介ったらどうしてわたしの思いを受け止めてくれないのかしら?」
 夕食も済み、ちょっとしたレクリエーションもこなし、それぞれの部屋に戻る段になってもまりあは文句を言っていた。
 大部屋にはすでに布団が敷き詰められていた。
 しかしおとなしく眠りにつくはずもない。
 なんといってもハイテンションな女子高生である。
 それが九人もいるのだ。黙っているはずもない。
 布団の上に輪になって「討論会」である。
 もちろんおやつはしっかり用意してある。
 お菓子もだが座り方にも個性が出ていた。
「ねぇ? そう思わない? 詩穂理さん」
 足を横に投げ出す、見ようによっては上品な座り方はまりあ。
 彼女はチョコ菓子を食べながら言う。
「うーん。あれだけの人の前で言われたら水木君も照れちゃってああいうしかないのではないかと?」
 正座という硬さが詩穂理らしい。
 もっとも下は布団。負担も少ない。
 彼女はお菓子ではなくお茶を飲んでいた。
「ああ。あんたもよく風見君に恥ずかしいこと言われているからわかるわけだ」
 胡坐という豪快さはなぎさ。ポテトチップスで口の周りと指先が脂ぎっている。
「あはは。やっぱりああいうことは二人だけの時にしたいよね」
 脚と脚の間に尻を落とす――『ぺったんこ座り』とか「アヒル座り」と呼ばれる座り方。
 一説には体の柔らかい女子にしか出来ないとも言われるそれは美鈴だった。
 キャンディーを口にいれて転がす。

「そういえばさぁ。まりあ。あんたどうするつもりだったの?」
「何が?」
 同じ部活の長谷部里緒の言葉を受けたまりあ。
「ほら。二学期最初の方で男装してたじゃん」
「もう。その話は忘れたいのに」
 いわゆる黒歴史である。それをここで持ち出した意図は?
「あれ、あのまま男子扱いだったら旅行はどうなってたんだろうね?」
「そのまま男子部屋だったりして」
 苦い表情のまりあをよそに盛り上がる里緒とあずさ。
「なんかさ、水木君もまあの男装を苦々しく思ってたみたいだし。あてつけで彼が女装してこっちに来てたりして」
 思わず詩穂理たちも想像した。
 そのまま男装を続けていたまりあ。
 エスカレートして髪も本当に切って、仕草もすっかり男っぽく。
 冬服だけになおさら体型が出にくい。
 一方の女子制服姿の優介。男の娘ということで胸は作ってない。
 しかし異様なほどにあっていた。

「それで続けるうちに精神が肉体を凌駕して本当の女の子になったりして」
 これはあずさの発言。
 どうやら「ボーイズラブ」における『女体化』というジャンルからの連想らしい。
「じゃあ反対にまりあが本物の男の子?」
 表情を硬くしたのは理子だ。洒落にならない。何しろ「本当になっている」のだから。
「ちょっと」
 理子のこともあるが、いいように弄られだしてまりあが珍しく強めに言う。
「あははっ。ごめんごめん。でも性格的には水木君が女の子の方がしっくりくるよね。ツンデレだし」
 確かにツンデレといえば少女キャラの「属性」でも定番に入る。
「『ツンデレ』ってなぁに?」
 お約束のまりあの返し。もっとも確かにこの言葉は、サブカルに疎いと知らなくても無理はない。
「普段はつんつんしているキャラが、好きな人の前だとデレデレしちゃう感じ」
「ああ。風見君の前の詩穂理さんみたいに?」
「なんで私がそんな風に?」
 思わぬ飛び火に声が出るが
「うそ? 自覚ゼロ」
「あんたらバカップル通り越してもう夫婦扱いされているよ」
「年中いちゃついてあたしらにとっても目の毒でイラついてたけど、夫婦と思えば当然だって最近悟って」
 いつものメンツだととくに言わないが、他からの目と口は容赦なかった。
「……そんな……私がそこまでヒロくんといちゃついていたとみられていたなんて」
 誰が見てもそういうだろう。わかってないのは当事者ばかり。

「わ。私のことより本題は高嶺さんのことじゃ」
 そのきれいな声が半ばひっくり返る感じで詩穂理が言う。
(……売ったな)
 攻撃の標的を変えたのが見え見えだった。
「うーん。水木君ホモだし。その上女の子になって相手が男なら素直になるんじゃない?」
「ましてや相手が元は女のまりあじゃ」
 完全に性転換は既定路線だ。
「もう。どうしてそうなるのよ」
 弄り倒された当事者のまりあは憤慨するが、理子にしてもいつ自分に火の粉が飛んでくるかひやひやだった。
 そしてその理子を見ているだけにまりあ。詩穂理。なぎさ。美鈴にとって『性転換』はお話の上だけではなく、現実なのだ。

 娘たちは話題をいろいろ変えながらしゃべり続けていたが、やはり移動の疲れもあり、そしてお菓子でお腹が膨れてそれが睡魔を招き、いつしか眠りに落ちていた。

 冬。登校する『まり太』
 男子高校生姿も四か月になりすっかり板についた。
 一月で冬服を身に着けていた。
「うう。さみぃ。やっぱ早まったかなぁ」
 むき出しの項をさする。
 男装を始めたときはウィッグだったが、エスカレートした結果、本当に髪を切ってしまった。
 さらには股間にも「器具」を付け、現在では男子トイレで立って用を足せるようにまでなってしまった。

「中途半端な覚悟ならしない方がいいわね」
 女子制服姿の優介が長い髪を揺らめかせて近寄ってきた。
 きっちりメイクをしている。
 右の耳にピアス。
 胸は作っていない。
「優介。いつまでそんなかっこうしているんだよ」
 苦々しい表情でまり太が言う。
「みっともない? 気持ち悪い? そうかもね。でもあなたもそうなのよ。あたしを見ているとよくわかるでしょ」
 そう。女の姿に戻らないまり太に対するあてつけで女装を始め、こちらも定着してしまった。
 長い髪もピアス穴も本物だ。
 意地の張り合いで両者ここまでになってしまった。

「そうだわ。こうしましょう」
 指を鳴らす女装優介。途端に木枯らしが熱風になる。
 冬の日差しが真夏の光に。場所すらビーチになっていた。
 強烈な日差しの中、防寒を目的とした服装ではたまらない。
「暑い。着てられるか」
 まり太は思わず上着を脱ぐ。ワイシャツも脱ぐ。ナベシャツが見えると思いきや普通のタンクトップだ。
 そして引き締まった平らな胸板。
「え?」
 ナベシャツでつぶしているだけのはずのBカップバストはどこに?
「そんな?」
 あまりのことに思わずシャツまで脱ぐ。
 そこにはたわわな二つの果実ではなく、引き締まった少年の肉体があった。
「な、なんで?」
 混乱する。

「言ったでしょ。中途半端じゃダメと」
「ゆう……すけなのか?」
 まり太の眼前の「少女」はビキニ姿になっていた。
 気がつけばまり太もプールや海にいる姿。

 優介の肌は白く輝き甘い香りを放つ。
 華奢な手足。元々女性的だったが完全に女の顔。
「優介が女になっちゃったーっ」
 叫ぶまり太。その声が野太い。
「!?」
 驚いて顔に手を当てると「ひげ」の感触が。
「どう? 男になった感想は? 今の貴方なら好みよ。ホモが嫌みたいだからアタシが女になったのでバランスは取れているわ」
「う……うそだろ。わたしが男に?」
 途中から捨てたはずの女言葉に。

悪夢! 性別反転の二人!

このイラストはOMCによって作成されました。
クリエイターのri−koさんに感謝!

「いやああああああっ」

 明け方。同室の少女たちはまりあの悲鳴でたたき起こされた。
 悪夢にうなされたと言えど、突然の甲高い悲鳴に不満そうに起きるが、いきなりまりあが顔を覆って泣いているので驚いた。
「ど、どうしたのよ? まりあ?」
「え……ひげがない?」
「は?」
 かなり意味不明な発言だ。
 怪訝な表情の少女たちを置いてまりあは、寝間着としていた体操着の上から胸を触る。
 ふにょん。柔らかい感触。触った感触が掌に。触られた感触が胸にある。
「お手洗い」
 立ち上がると駆け込んだ。
 寝起きのそれもあったがむしろ別の理由が強い。
 扉があくと安堵した表情のまりあ。
「よかったぁ。生えてなかった」
「だから何? 説明して」
 寝ぼけて叩き起こした手前、スルーも出来ず。仕方なく『男になった夢を見た』と告げると、文字通りの爆笑が沸き起こる。
 事情を知る同じ班の面々は笑ってないが。

 笑われた恥ずかしさもあり、まりあは「元凶」である理子を睨みつける。
 特に「男のシンボル」の生々しさは「本物」を見てしまったのが大きい。
 それを理解した理子は理不尽とは思いつつも、自分が原因とも納得したので頭を下げた。
 これまたほかの女子には意味不明だった。

 修学旅行で寝ぼけて珍発言。
 後々まで「ネタ」にされそうな事をしでかしてしまったまりあであった。

 だがこれは結果としてそうならなかった。

 朝食を済ませて着替える。
 修学旅行二日目は二条城。京都御所。そして金閣寺を巡る予定だ。

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