第21話「Come On Everybody」Part4

「美鈴たちは昨日。部長のお家で開かれる新年会に御呼ばれしたの」
 なぎさや詩穂理の話は年末だったが、この話は年明けだ。
「あら? 美鈴さん。ちょっと違ってない?」
「え? どこが」
 どうしてその場にいたわけではないまりあが、いきなりミスを指摘できるのかわからなくて慌てる美鈴。
「だってあんたが今度の家庭科部部長だろ?」
「文化祭の時に聞きましたし」
 なぎさと詩穂理の二人は、もう追及がないものだからつっこみまくりだ。
「あうあうあう」
 いつものように狼狽える美鈴。
「その引継ぎだ」
 いつものように動じない大樹。
 野太い声で大樹がフォローする。
 言外に「まだ部長じゃないから間違いじゃない」と。
 慣れたつもりでもやはりこの大男の低音には臆してしまう。
 静かになったので美鈴が続けた。

「あけましておめでとうごさいまーす」
 家庭科部員が全員集まってもまだ余裕の栗原家の客間。
 ほとんどが華奢な女子だ。
 その中でひときわ異彩を放つ大男。大地大樹。
 花畑の中に一本の大樹(たいじゅ)といえば、例えになるであろうか。
 彼もこう見えて「部員」だった。だから招かれた。
 もちろん美鈴。そして双葉のお供である。
 その二人は正月にもかかわらず普段着だった。
「せっかくの御呼ばれだし、お正月だから着物が良かったけど」
 ちらっと大樹を見る双葉。
 アピールの対象はこの武骨な義兄だ。
 だが二人とも血のつながりがないことに気が付いていない。だから双葉は踏みとどまっていた。
「今日は家庭科部も兼ねているものね」
 美鈴も普段着だが、人一倍に虚弱な印象の彼女にもかかわらずミニスカートである。
 もっともさすがにストッキングは着用している。

「みなさん。ハッピーニューイヤー」
 金髪の縦ロールで碧眼の「お人形さん」のような美少女。アンナ・ホワイトが新年のあいさつをする。
 面白いものでアメリカ国籍のこの少女が黄色の振り袖姿だ。
 金髪は存外和服と相性がいい。よく似合っていた。
「おめでとう。でも双葉。あたしまでいていいの? 家庭科部の新年会なんでしょ?」
 千尋が心配していう。
「いいのよ。ほら、由美香だって部外者だし」
 返事したのは双葉ではない。にこやかに言う栗原美百合。緑色の振り袖姿だ。



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「あんたが無理やり呼んだんでしょうが」
 こちらは洋服姿の由美香。パンツルックだけに美百合と好対照だ。
「いやん。怒らないで。せっかくのお正月に由美香がそばにいないと寂しいわ」
「……だからあんたは。そういう誤解を招くような発言はやめろと」
「どこに誤解があるの?」
 真顔で言う美百合。
(もしかしたら名の通り『美しい百合』なのかもしれない)
 部員たちはそうこの大人びた少女を評した。
 この場合の「百合」は花ではなく、スラングである。
「余計にたちが悪いわ」
「えー。お友達じゃない。私たち」
 いきなり真正面から由美香をハグする美百合。
「ラブシーン」にしか見えない。
 いわゆるドン引きの女子たち。
「前から思っていたけど栗原先輩」
「女子のほうが好きなんじゃ?」
「大好きよ。女の子。可愛いんですもの」
 聞いていたどころか否定しない。
 自分たちも餌食になるかと戦慄したが意外な助けが。
「これはこれはみなさん。娘がお世話にってます」
 上品な印象の中年男性が現れた。
 四十代後半くらい。
 腹は出ていない。反対に痩せた男だ。
「紹介するわね。私の父です」
 まりあほどではないが美百合も『お嬢様』である。
 その中年男性もそれなりの地位と思われるが、腰の低い人物だった。
 それが出てきた理由は?
「さて。餅つきなんて何年ぶりかな? そちらの君もつくのかね?」
 大樹に向かって訪ねる栗原父。こくりとうなずく大樹。
 他に男子はいない。これも簡単にわかる話だ。

「良いわね。お餅つき。ハワイじゃできないし」
 羨んでいるのか、ブルジョア自慢なのかわからないまりあの発言。
「オレんとこじゃ毎年やってるぜ。親父の弟子のみんながかわるがわる。みんなスーツアクター目指しているからいちいちポーズ取ったりして楽しいぜ」
「それもすごいスピードで突くんですよね」
 楽し気にいう詩穂理。
 隣だけに参加したことがあるらしい。
「スタントマンの人たちなら男の人いっぱいいて、つき手には困らないと思うけど」
 美鈴の言いよどんだ言葉は「それが家庭科部の集まり」ということ。
 ほとんどが非力な女子である。

 栗原家の庭に出る。
 臼と杵が運び出されるが
「美百合。なんで二つあるのさ?」
 親友である由美香が尋ねた。
「これだけいるのよ。一つじゃ間に合わないと思って」
「まぁつくのも時間かかるしな」
「ええ。一つは普通に食べるけど、もう一つはちょっと挑戦的にしたいし」
「待て? 今なんて言った?」
 聞き逃せない発言だった。
「それにせっかく双葉ちゃんのお兄さんがいるんですもの。こんな立派な体した人が」
 盛大にスルーされた。こうなるとまずしゃべるまい。追及を断念した。
「それなら力仕事をお願いしてもいいかしらって思って」
 想いを知ってか知らずか、話をつづける美百合。
「大丈夫だ」
 いつもだとちょっと怖いが、今は頼もしく見える。
 なにしろ軽々と臼を二組。『担いで』所定の位置に運んでいるのだ。

 栗原親子。大地兄妹という組み合わせで二つの餅をついていく。
 もちろんつくのは男性でこねるのが女子だ。
 他の女子はできた餅の加工担当である。
 もっともこの餅つきというそれ自体が楽しいイベントになっている。

 ところが物の数分で栗原父がリタイア。
 日ごろの運動不足がたたった形である。
「あたたた。腰が」
「大丈夫。お父様」
「うー」
 うなりながら美百合の弟の助けで奥へと引き下がる。
 それはいいが一つの問題が。
「困ったわ。順番についてたら待っているほうが冷めちゃってダメになりそうだわ」
 珍しく思案顔の美百合。
「任せろ」
 寡黙な大樹が珍しくアピールする。
 まず彼は二つの臼を近い位置に寄せた。
 そしてそれぞれの腕に一本ずつ杵を持つ。
「まさか? 二つ同時に?」
 全員を代表する形で由美香がいう。大樹はうなずくだけだ。
「おにいさん。私にこねさせてくださーい」
 参加したくてうずうずしていたアンナが立候補する。
「すまん」
 申し訳なさそうにいう。続いて「双葉。右だ」とこねてを指名する。
「うん。わかった。お兄ちゃん」
 喜々として配置につく。
「美鈴。左だ」
「任せて。大ちゃん」
 美鈴が左側の臼につく。
(お兄ちゃん。利き腕の右側に私を回してくれるなんて、私のことを心配してくれてるんだね)
(右利きの大ちゃんが逆の腕で突く方に美鈴を回すのは、信頼してくれているんだね)
 普段はおとなしい二人だが、心中では結構図々しかった。

「行くぞ」
 右の杵か振り下ろされる。それを引き上げると同時に左の杵がおろされる。それを交互に。
 まるで太鼓の乱打である。
 この重い杵をそれこそ太鼓のばちのように軽々と振っている。
 そしてそれに対して双葉。美鈴がリズムよく餅をこねていく。
「すごい……南野先輩も双葉も普段はとろいのに」
「こと家事となるとこんなに早く」
「ノンノン。家事が理由じゃないですヨ」
 人懐っこい笑顔でアンナがいう。
「きっと愛があの動きをさせているんですよ」
「愛?」
「南野先輩はいいけど双葉はだめでしょ」
「お兄さんと妹だよ」
 甲高い声で爆笑する家庭科部員たち。
(兄と妹!?)
 常に美鈴を悩ませるキーワードがで。
(本当は違う。二人に血のつながりはないことを知ったら?)
 美鈴の動きが止まった。
 しかし重量物を振り回している大樹はそうもいかない。
 利き腕ではない左の杵の制動が甘く止められない。
「美鈴ちゃんっ!?」
 双葉の悲鳴が上がる。このままでは美鈴の手を大樹の杵がつぶしてしまう。
「きゃあっ」
 美鈴の悲鳴が上がる。惨劇からみんな目をそむけた。だが!
「むぅんっ!」
 大樹は右の杵を猛スピードで繰り出し、左の杵を下から『撃墜』させるという離れ業をやってのけた。
 二つの杵は真上に上がり美鈴は無傷だ。
「に、人間業じゃないわ」
 誰かがつぶやいた言葉がその場の総意だった。
「ご、ごめんなさい」
 動きを止めて大樹に無茶をさせた美鈴が、泣きそうな表情で謝る。
「無事か?」
 鬼のような大男が、仏のように穏やかに尋ねる。
「う、うん。平気」
「もう。美鈴ちゃんったら危ないよ」
 珍しい双葉の突込み。
「美鈴ちゃん。ぼーっとしてちゃだめよ」
(このセリフ。栗原先輩にだけはいわれたくないだろうなぁ)
 家庭科部員と由美香が同じことを考えた。
「続けるぞ」
 あえてぶっきらぼうに言う大樹。
 こういう時はこの距離感がありがたかった。

「何もなくてよかったですね」
「でも危ないなぁ。餅つきの最中に考え事?」
 もちろん美鈴は
その時の「考え事」まではしゃべってない。
 大樹にすら秘密なのだ。
 本来なら相談したりする好きな少年と幼馴染の少女。
 しかし一番伝えたくない二人なのだ。
 誰にも話せない。

「それで。ついたお餅をみんなで食べたの? いいなぁ。お友達みんなでそういうの。楽しそう」
 常夏のハワイより寒い日本の正月を羨むまりあである。
「……うん。それたけならよかったんだけど……」
 美鈴の表情がまた沈む。別の理由で。
「どうしたよ? みんなで餅食ったたけじゃないのか?」
 裕生と同じことをみんな考えた。
「餅なんてまずく食べる方が難しいだろ。ましてやつきたてを普通に食べてりゃおいしいだけじゃ?」
 恭兵が促す。
 美鈴は答えない。否。表情が雄弁に語る。
「普通ならいいんだけど部長。時たま変なチャレンジ精神を発揮して……」

「おいしいー」
 アンナが素直な言葉を発する。
「おいしいです。今まで食べたお餅と全然違います」
 アメリカ人の彼女が量といい味といい、どれだけのものを食べたかはいさか疑問だが、喜んでいる表情にウソ偽りはない。
「ほんとねぇ。カロリー大変なのにいくらでも入っちゃう」
 千尋がうれしい悲鳴を上げる。
「砂糖醤油でよし。安倍川餅もよし」
 由美香もご満悦だ。
「アベカワ?」
 さすがにアンナにはなじみのない名前だった。
「こうして海苔をまいた食べ方だよ」
 美鈴に渡されたそれを食べてまた「おいしいー」と。

 味を見るのもあり、一つ当たり市販の切り餅の四分の一程度のサイズだ。
 小さい分だけ数を、そして種類を食べられる。
「はい。餅つきを頑張ってくれた双葉ちゃんのお兄さんにはこちら」
 うどんと思われるにおいのするお椀を渡される。
 不思議な顔のアンナに大樹が中身を見せた。
「わぁ。オモチがうどんに乗ってます」
 美百合の差し出したのは「力うどん」だった。
 これもまた餅の食べ方のバリエーション。

「さあさあ。これも食べて」
 二つのう臼で突いた片方をそのまま栗原家の台所に運び込んだが、それか出てきた。
 一見すると安倍川もちを思わせるような感じ。
 海苔か巻いてある。
 普通に口にするが
「!?」
 千尋が目を白黒させる。
「千尋ちゃん。お茶」
 喉を詰まらせたと受け取った双葉がお茶を差し出す。
 それを一気飲みする千尋。
「大丈夫?」
「あ、ありがと。双葉」
 感謝を告げる。
「慌てて食べちゃダメですよ」
 アンナもそう取ったらしい。
「違うの。これみて」
 食べかけの「餅」を見せる。
 かじった断面からなじみの食材が見える。
 なじみだが普通は餅に使わないそれが。
「梅干し?」
 小さな固めの梅干しが確かにあった。まるでおにぎりの具である。
「もー。先輩。イタズラハやめて下さいよ」
 千尋が講義する。まるでそれに同調するように悲鳴が上がる。
「こっちはシャケの切り身が?」
「なんでツナが入っているの?」
「どうかしら? おにぎり風のお餅は?」
 にこやかでありつつ真面目に問う前部長。
「おにぎり風?」
 これはいたずらじゃない意図だったと?
「ええ。お餅の材料はお米でしょ? それならお米の料理法が相性いいかなと思ったの。これなんかどう?」
 手には小鉢がある、そこに生卵を入れ白い物体。カラザを取り除き醤油を入れてかき回す。
 そして皿の餅にかけた。
「卵かけごはんならぬ、卵かけお餅よ」
「うぷっ」
 軽く吐き気まで引き起こす女子も。
 人によっては生卵自体がダメである。
「そしてとっておきが」
 運び出されるものを見て一同仰天した。
 一口大のお餅の上にマグロの切り身……トロである。
 つまりすし飯の代わりに餅を使ったのだ。
 トロだけではなくイカ。タコ。イワシなどすしだねが。
 いずれも餅の熱さで色が変わりかけている。
「さあ。召し上がれ」
「食えるかーっ」
 由美香が代表して突っ込みを入れる。

 ファミリーレストランの面々も言葉を失った。
「結局、失敗という結論だった」
 そりゃそうでしょうよ。皆が大樹の言葉に心中で相槌をうつ。
「でもいいなぁ。みんなそれぞれ一緒に過ごせたのね」
 まりあが言わなかった言葉の意味は理解できているなぎさ。詩穂理。美鈴である。
「ぼくだって家族とだけだよ。久しぶりに父さんが北海道から帰ってきたけど」
「ああ。単身赴任とか聞いた?」
 恭兵の言葉に頷く優介。
 いつもならこれに乗じ恭兵にちょっかいかけるのに、何もないのが逆に不気味。

「わたしも家族といたけど優介と離れ離れ。来年からハワイ行はやめようから?」
 真剣な表情のまりあ。
「行けばいいだろ。どうせぼくがおまえに付き合うなんてないし」
 「ラブラブ」とは程遠い冷たい優介の声。まぁいつも通りではある。
「ひっどぉーい。夢の中じゃあんなに優しかったのに」
 ほほを膨らますまりあだが、美少女はそれですら可愛くなるから得だ。
「夢? 初夢に水木君が出てきたの?」
 美鈴が乗ってきた。
「うん。優しかった」
 とろけそうな笑顔のお嬢様。
 なんでも欲しいものは手に入る彼女だが、夢で満足できるほど「愛」にだけ飢えていた。
 この辺りはいつも通りで驚かなかったが

「夢の中ではわたしと優介は結婚してたの」
 ここまではかろうじてまだ「可愛い乙女」で済むが
「優介に似た女の子が二人の間にいて、そしてわたしは二人目の赤ちゃんを宿しているの。その大きなおなかを娘が触って『早く赤ちゃん生まれないかな』なんて……キャーッ」
 自分で口にして真っ赤になって顔を手で覆ってしまった。

 沈黙の一同。
 さすがに女子が復帰した。
「結婚の上に子供まで。お、重すぎる。女子高生の見る夢じゃないよ」
 ツツコミニスト。なぎさのそれが炸裂。
「そうかな? 美鈴はちっちゃな女の子の夢みたいで可愛いと思うけど」
 割と似た趣味の美鈴が擁護する。
「あはは。さすがに早いですね」
 無難にまとめる詩穂理。
「いいんじゃね? 正月だしめでたいのも。なあ。シホ」
「なんで私に話を振るんですかっ?」
 まるで「自分たち」もといわれているような気になってしまった詩穂理。
 逆に冷静に、むしろ冷や水を浴びたように『さめた』思考が脳裏に。
(子供は飛躍してるけど……ほんとにヒロ君。私のことをどう思ってるんだろ? あんな人の多いイベント会場で抱きしめたり、キスのふりとか……少しでも意識していたらできる気がしないのに、やれちゃうのは私のことを単なる幼馴染としか見てないから?)
 場にそぐわぬ真顔になる。
(それとも裏方とはいえどカメラの前に立つ仕事につこうとしている。それであの程度じゃ平気なの? 釣り合うには私もカメラの前に立たないとだめなの?)
 ここでふとなんども安曇瞳美から「グラビアモデル」に誘われていることを思い出す。
(私がモデルになったら、ヒロ君も少しは意識してくれるのかな?)

 真顔になったのは詩穂理だけではない。美鈴となぎさもだ。
(あの時、手が止まったのは大ちゃんと双葉ちゃんのことを思い出したから。二人は血がつながっていない。そして大ちゃんはまだしも双葉ちゃんはそれさえなければ……)
 一つ屋根の下である。自分たちが血縁と思っているから「兄として」したっている。しかしそのブレーキがなくなくなれば……。
(かなわない。とてもじゃないけどあの健気さには。ましてや大ちゃんもずっと双葉ちゃんを見守ってきていた。兄としてだけどそれが男としてになったら?)
 それを意識してあの場で手が止まった。
(いつかはおばさんたちも打ち明ける秘密。その時に大ちゃんにとっての美鈴はどうなるの?)

(キョウ君には言い寄る女が多い。逆にキョウくんがアプローチをかけるのは、まりあとか栗原先輩のような可愛い人たち。あたしみたいな体育会系じゃ男みたいに扱われるよね)
 男顔負けの運動能力を有するなぎさも、そのハートはしっかりと乙女だ。
(あたしじゃなにしたってあんな女らしくなれない。自分らしく振舞えばふるまうほどキョウ君の好みから遠ざかる)
 一番単純な「恋の障害」だけによく見えていた。
(はは。この障害物競走。ハードル高いうえに数が多いよ……)

 3人とも一人だったら泣き出しそうな思いを抱く。

「それはないよ。ぼくはホモなんだよ」
 優介は特に照れた様子もなく、まりあの言葉を否定する。
「今は男の子が恋愛対象でも、きっとわたしに振り向かせて見せるわ。一年の計は元旦にあり。ハワイで誓ってきたもの」
 寒い日本ではなく、暖かい場所だけにややぬるく感じる『誓い』だが本気は本気のようだ。
「絶対ない。あり得ないんだよ」
 どこか寂しそうに言う優介。
「優介……何かあったの?」
 さすがにまりあが察した。
「な、何でもない。なんでも。そろそろ出ないか」
「そうだね。次はボウリングかカラオケなんてどう?」
 「いつものよう」に軽く女子たちに提案する恭兵。
 その唇を優介はじっと見ていた。

(思い出が……欲しいな)
 そんなことを思いながら。

次回予告

 冬休みのスキー合宿でとんでもない事態が発生。孤立する恭兵。
 なぎさの心すら離れかかるがその抱いてきた思いがそれをさせなかった。
 次回PLS 第22話「一途な恋」
 恋せよ乙女。愛せよ少年。

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