オフ会in新橋(ハーフサイズ)


2000/10/28


新橋駅・銀座口
17:45p.m


 雨だった。嫌になるほど見事に予報は的中した。
 自分で言うのもなんだが慎重派の僕は傘をポケットに忍ばせていたので濡れ鼠にはならずにすんだが。
 駅前は待ち合わせか多数の人々でごった返していた。だがまんぼうリュックの主は見つけられなかった。どうやら3次会。しかも途中参加は僕くらいか。
 取り敢えず四封さんに連絡をとったが携帯のほうは通じず。エッジも2度目で通じて店の位置を教えてもらった。
 『それじゃ迎えに行きますよ』
 「こっちも出向いたほうが早いか。どう行けば」
 『烏森口の方向へ向かってください』
 聞くだけ聞いて歩き出した。見えた。『養老の滝』だ。そして四封さんも。
 既にあらかた集まったこともありもうTシャツにバンダナと言う格好ではなかった。それにこの雨は結構と体温を奪う。
 軽く挨拶を交わすと後ろからもう一人。まだ途中参加がいた。真魚さんだった。
 連れ立って店内へ。

 今までは日曜の開催が多かったが今回は土曜日。それゆえ飲み屋さんも混んでいる。
 いつもなら落ち着けるはずのお座敷もなんだか狭苦しく思えた。それぞれみんなに挨拶をして座る場所を探すがそれも怪しい。
 結局僕は右のほうへ。
ダークサイドと呼ばれる辺りだ(笑)。真魚さんは左のほうへ。

 一番右端の異国の植木さんとその隣のみぃてっくさんとの間に収まる。前方には後に『黒い三連星』と呼ばれるB―tamaさん。ひね吉さん。松崎さんが。
 ざっと見渡すと知らない顔も。隣の異国の植木さんに尋ねた。
 「あの人は?」
 「NorNeNさんですよ」
 SEIさんが自らのサイトの『しあわせな日記』に書いていたオフ会の様子で『書き込みは元気一杯なのにおとなしい人』とあるのはたぶん彼であろう。
 小柄に見えたが隣がminoldさんでは錯覚もあるかも。

 僕の左隣はみぃてっくさんでその隣が細田さん。そしてその向こうがまたはじめての人。
 こちらはmarchさんと知る。

 さて。
『ヴィーナスラブミーチェーン』と言いつつ喧嘩していた御仁は『めがねをかけている人間はみんな同じ顔に見える』と言ったらしいがそこまで行かなくても僕も人の顔を覚えるのは苦手である。
 今ではない話だが豆さんとバウがちょっと区別つかないこともあったし(銀縁めがねと黒いシャツと言うのが似てはいたが)
ときたまおーくさんとりょういちさんがごっちゃになる。歌のうまいのがおーくさんで投げるのがうまいのがりょういちさん(おい…)。
 なんでこんな振り方をするというともう一人尋ねた人物に問題があった。
 「あのminoldさんのお隣は?」
 「あの人はSEIさんですよ」
 大変な失礼であった。一度国際フォーラムであっておきながら。ただなんかあの時と印象が違う。なんかもっと若く見える。
 しかし日本シリーズを見るのをやめてまで来たのはいつもメールなどをくれるSEIさんに直接お目にかかりたいからと言うのに…その目的を忘れてどうする。

 到着してからすぐに僕の中生と真魚さんのコーラを頼んだのきやしない。

 さて。なんか目の前がB―tamaさんとひね吉さんのせいかあまりオフ会に来た気がしない。割と近い内に一度3人であっていたのだ。
 そのときにやたらにB−tamaさんのエッジにメールをよこしていたのが異国の植木さん。
 一応この中では最年長なのだが親しまれているのを通り越していじめられてるおやっさんである。

 今回は細田さんもいた。この人あっとまんぼうの関係者ではないのだが井上たかしさんの旧友で池袋から参加していた。
 実は今回は井上たかしさんその人が不参加である。それにもかかわらずここに来たのはこちらの面々と意気投合したと言うことかな。
 この細田さんは岩男潤子さんのファンなのでおさかなペンギンを思えばまんざら無関係でもない。だから僕は声をかけた。
 「細田さん。いっそのこと『あっとまんぼう』に入って掲示板にも出たら」
 現状ではだめだそうである。単純にそう言う環境がないらしい。

 店の中にラジオの中継が。実はこの日は日本シリーズ第6戦。ここまで巨人3勝2敗。勝てば日本一である。
 思い起こせば前回の新橋でもマジック1であった。
 なんか因縁めいている。まさか2度あるとは。
 あああっ。気が散るっ。やかましい店内で頻繁にスピーカーに耳を寄せる僕であった。

 なんとかSEIさんとお話したいと思うものの位置が悪い。
 記憶を頼りに僕のいた列から参加者を列記する。
 一番右が異国の植木さん。僕。みぃてっくさん。細田さん。marchさん。
hideyukiさん。女神さまっの贈り物さん。真魚さん。いちぎょう≦(以上)さん。四封さん。向かいの左端に移りNorNeNさん。minoldさん。SEIさん。松崎勉さん。ひね吉さん。そしてB―tamaさん。
 SEIさんの側に行くには狭い所を通らねばならない。隣は諦めたが側に行く。
 しかし真向かいがいちぎょうさん。自動的と言っていい『クウガトーク』が炸裂。さらにアニメ版『人造人間キカイダー』にまで話が及ぶ。
 四封さんは話についてこれなかったようである。

 実は前日は『あずまんが大王』二巻の発売日である。だからその話も真魚さんを中心に出ていたようである。
 一度梅田幹雄さんとトークさせて見たい気が。

 SEIさんは無口な方であった。
 (退屈してんのかなぁ)と心配だったが今にして思えば真魚さんの『あずまんが大王』トークがSEIさんを楽しませていたとしたら良いのだが。

 NorNeNさんは頻繁に腰を伸ばしていた。どうも腰に難があるらしい。痛そうである。
 ところでタバコを吸っていたがこれが茶色くて細長いもの。タバコを吸わないのでわからないが外国産? 高くない? 金がないんじゃ。

 一方mimoldさんも頻繁に立ち上がる。
 僕は履いたことはないが彼がこの日はいていたのは革のパンツ。ひょっとして窮屈。
 今までのオフ会は大抵は椅子の席。池袋の時も座敷だが掘ってあったのである。
 純然たる座敷はこれがはじめて。革のパンツは相性が悪かったらしい。

 これについては逸話が一つ。
 僕等を含めていくつものグループが酒を楽しんでいたが外国人二人を接待していた席もある。
 その外人さんから接待している人を通じてこちらに質問が及ぶ。どうも
 
『彼は何度も立ち上がっているが彼の誕生パーティーなのかい?』だったらしい。
 なるほど。挨拶とみなされたか。
 否定するのは容易いが正確な説明が難しい。結局聞かれた
hideyukiさんは『ある人のファンの集まり』とだけ説明したらしい。

 僕も何度も立ち上がる。ラジオが盛り上がるたびに。着々と加点する。
 ezWEBでも確認するが既に9対3。
 「決まったな」と言う所であった。


養老の滝・外
09:00p.m


 とりあえず9時になったので店を出る。女神さまっの贈り物さんが僕を誘う。
 なんと外でもラジオが流れていた。
 ラジオの前で腕を組み仁王立ちになる僕。傍らにはひね吉さんや異国の植木さんも。
 一方、何人かはminoldさんの…バイクもわからんから仮に『黒龍・リチャード・メイソン・ハロルズ・ド・ディオン・プリムス・ヒューリー・エリゴール・プロバンス・スチュワート・ソッピース・ベンチュラ・アキタカ3世』としとこう。
 とにかくバイクに(…おい)群がり話をしていた。そして
 
『ニエベス三振!! ジャイアンツ日本一―っ』
 
「よしっ」
 人目もわきまえず思わずガッツポーズ。いいじゃん。道頓堀に飛びこむよりゃ(巨人なら神田川か?)
 直後に井上たかしさんから直接のおめでとうメールが届く。しかし彼はなんとホークスファンだったとのこと。どうレスしていいか困った。

 その後でSEIさんとわずかに話すことができたのもつかの間。千葉県在住の彼は帰りを考えるとどうしてもここまでが限界だったらしい。
 立ち去る彼を見て誰かがポツリ。
 「これでSEIさんがもう参加しなくなったらどうしよう」
 その危惧は僕も感じる。ただ僕みたいにマシンガンもいれば黙ってにこにこして聞いているだけの人もいてSEIさんも後者なのだと思いたい。

 予定だけで終わらないのが関東オフ。仕事で2次会のカラオケに僕が参加しなかったためか四次会としてカラオケとなった。


歌広場新橋店
09:40p.m


 同じく家の遠い
hideyukiさんも帰り総勢十四名。当初は僕にあわせて『カラオケ館』だったが土曜だとさすがに混んでるし高い。諦めて安くつく歌広場へと移行。
 一番手はみぃてっくさん。どうも色々聞く限り先陣を切ることが多いらしい。
 2番手はminoldさん。実は彼の歌ははじめて聞く。あまりロックではない。『魔人ハンターミツルギ』の主題歌。
『走れ! 風の中を』であった。
 三番手の僕はいつもとちょっと趣向を変えてオフ会では初披露の「ROCKET DIVE」だが
 (しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ。今日はロックバンドのベーシストがいるじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。それなのにロック系歌っちまったぁぁぁぁぁぁぁぁ)
 とは言えどそんなものにいちいち突っ込みは入らない。けどいつもより受けも良くないな…

 とにかく嵐のように歌が出る。今回はあんまり覚えてない。ごめんなさい。だから印象に残るもので。

 minoldさんは林原めぐみさんの「GIVE A REASON」を歌う。林原さんと言うより『スレイヤーズ』のファンなのかも。ピンズもあるし。
 余談だが彼の姪っ子さんは『里奈』ちゃんと言うそうである。

 松崎さんが最初に選んだ曲。それで彼は叫ぶ。
 
『日本を印度に、しーてしまえー』
 飛ばしている。相変わらず飛ばしている。しかし…
セーラームーンは歌わんのか?

 この空気に張り合うには僕も澄ましちゃいられない。
 真魚さんのリクエストもあり僕が『闘えっ!! ばんぺいくんRX』チョイス。当然と言うか大合唱。
 『バンバンバンバンバババ
バーン
 『なんだなんだ?』と言う感じの顔の細田さんと
 「みんな…壊れてるよ」と言うminoldさんのセリフが印象的。
 そしていつもなら本来ないセリフまで混ぜる僕だが今回は隣のみぃてっくさんに中間のナレーションを回した。

 細田さんの歌う『宇宙の王者 ゴッドマーズ』でもみんなで「ろくしーんがったぁーい」。
しかしそれだけでは芸がないから僕は間奏で
『ガイヤァーッ』と叫ぶ。

 「それじゃ顰蹙ものの1曲を」とみぃてっくさんが選曲したのは『サクラサク』。『ラブひな』の主題歌で林原めぐみさんの歌う曲である。しかし『ラブひな』といえばあっとまんぼうの武芸者・退屈堂さんの存在を忘れてはいけない。
 「この場に退屈堂さんがいたら刺されたりして」
 「無礼討ちとか」などとお茶目な会話を交わしていた。

 翌朝も仕事の控える僕は途中で抜けるつもりであった。
 だからラストにした『勇者王誕生』を歌ったら引き上げるつもりだった。しかし隣でボソッと。
 
「誰かゲッターロボ歌わないかな」っとみぃてっくさんがつぶやいた。
 
これは私に対する挑戦だな。受け取った。魂の挑戦状。かつて池袋オフで同じ局を歌った際に挿入した叫びに彼の評価は『それじゃ届かない』だった。
 発音が下がっていたのである。さすがはプロと感心はしたがやられっぱなしでいるつもりもない。
 みぃてっくさんの呟きに反応して僕は入力した。そして正真正銘のラスト。
 『ハヤト。ムサシ。ゲッター1で行く。チェェェェェェェェンジ。ゲッタァァァァァァァァァワンッッッ』
 歌う。そして間奏。今だ。リベンジの時は。
 
『ゲッタァァァァァァァビィィィィィィィィムゥゥゥゥゥゥゥゥ』
 「おおおーっ」とどよめく。僕はかぐさまとなりに『どーよ?』と尋ねる。悪くはないものの
 
「まだまだだな」
 と、ぬぅぅぅん。次こそは。

 さて。これが正真正銘ラストナンバーになった。あまりに遅いと洒落にならなくなる。
 「すんません。明日仕事早いんで失礼します」
 ここまでのオフ会で僕が途中退場したのはない。これがはじめてである。
 他はどうしたか?
 僕同様に仕事の待つB−tamaさん。そして異国の植木さん。真魚さん。marchさんは出た。
 後は終電アウトになったことからオールナイトに突入した。四封さんなどは翌日のコミックレボリューションがあったのに…
 段々と散り散りになり最後はmarchさんと二人。しかしどうしたわけか山の手が頻繁に時間調整で停車する。埼玉方面に帰るmarchさんに上野で京浜東北に乗り換えることを勧めてここで一人になった。

 次の機会にはもっとSEIさんと話をしたいなと思いつつ電車が動くのを待っていた。


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